many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

諸怪志異 燕見鬼編

2011-09-22 19:46:16 | 諸星大二郎
諸星大二郎 2011年8月 光文社コミック叢書
ちょっと前から、私の好きな、諸星大二郎の「諸怪志異」シリーズを、版を替えてまたやってるのは知ってたんだけど。
最初が「伝奇編」、次が「阿鬼編」、面白そうな企画ではあるけど、買わずに放っておいた。
それで、こんどが「第三集 燕見鬼編」と来た。これも出るのは知ってたんだけど、特に改めて買わなくてもいいかと思ってた。
そしたら、こないだ書店で積まれてる、その帯を見たら、「完結」って文字と、「新作50頁」って文字が、目に入った。
なんと、「諸怪志異(四)燕見鬼」(2005年)で、途中で、
この乱の真っ只中で燕見鬼、小玉らがどのように関わり、戦って行くか…
五行先生と方臘の関係は…予言書『推背図』がどのような意味を持つのか…
それらも、すべては歴史のうねりの中に呑み込まれて行くのである。
って「行くのである」ぢゃねーよ、という感じで立ち消えちゃってた、あの物語が完結したってことか。
これは買わないわけには行かないのである、って感じで即買って400ページ余りを一気に読んだ。
うーん、なにはともあれ、完結して、よかった、よかった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | 冷酒と君の科白は後で効く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

諸星大二郎」カテゴリの最新記事