アガサ・クリスティー/青木久惠訳 2010年 ハヤカワ・クリスティー文庫版
クリスティーの著作のなかで、とても有名なんだけど、私は読んだことなかったもの、今回初めて読んだ、原題「AND THEN THERE WERE NONE」。
知らなかったんだけど、エルキュール・ポアロが出てきて事件解決するシリーズぢゃないのね、ホントそんなことも知らないままで手に取った。
私が知らなかっただけで、世間一般では有名なんだろうから、ストーリーの概要ばらしてもいいと思うんだが、無人島に10人の互いに面識もない老若男女が集められて、一人っつ順番に死んでいくというサスペンス。
誰が犯人かなんてことに私はあんまり興味がないので、サクサク止まることなく読んでった。
12月の週末に仕事で出かけてくときに読んだんだけど、新幹線のなかで東京から新大阪に着くまでに読み終えることができた。そこは評価できる、よいスピードで読める作品だということ。
それでも終盤は、すこしは誰の仕業だろとか多少は考えかけたんだが、途中で死んだことになってるが実は死んでなくて姿を隠したやつがいるんぢゃなかろうかと想像した。それは私の愛読マンガ『コブラ』のなかに、そんな話があった(「カゲロウ山」登り)ことからの類推にすぎないが。
最後のほうで、生き残ってる人たちが互いに離れまいとして行動するとこでは、私の好きな小林恭二の小説『ゼウスガーデン衰亡史』のなかに出てくる「恐怖館」(「このアトラクションは初年度だけで発狂者を八人出した」といういわくつきのお化け屋敷)を思い出した、あっちのほうが面白いよなと思って。
クリスティーの著作のなかで、とても有名なんだけど、私は読んだことなかったもの、今回初めて読んだ、原題「AND THEN THERE WERE NONE」。
知らなかったんだけど、エルキュール・ポアロが出てきて事件解決するシリーズぢゃないのね、ホントそんなことも知らないままで手に取った。
私が知らなかっただけで、世間一般では有名なんだろうから、ストーリーの概要ばらしてもいいと思うんだが、無人島に10人の互いに面識もない老若男女が集められて、一人っつ順番に死んでいくというサスペンス。
誰が犯人かなんてことに私はあんまり興味がないので、サクサク止まることなく読んでった。
12月の週末に仕事で出かけてくときに読んだんだけど、新幹線のなかで東京から新大阪に着くまでに読み終えることができた。そこは評価できる、よいスピードで読める作品だということ。
それでも終盤は、すこしは誰の仕業だろとか多少は考えかけたんだが、途中で死んだことになってるが実は死んでなくて姿を隠したやつがいるんぢゃなかろうかと想像した。それは私の愛読マンガ『コブラ』のなかに、そんな話があった(「カゲロウ山」登り)ことからの類推にすぎないが。
最後のほうで、生き残ってる人たちが互いに離れまいとして行動するとこでは、私の好きな小林恭二の小説『ゼウスガーデン衰亡史』のなかに出てくる「恐怖館」(「このアトラクションは初年度だけで発狂者を八人出した」といういわくつきのお化け屋敷)を思い出した、あっちのほうが面白いよなと思って。