kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

やるべき事を

2006-07-06 | Weblog
 今日も商工チームは参加せず。人数が少ないなーと思っていたら3年生が身体を動かしに来ました。まー活気があること。少しでも時間がある時は見に来たり参加してください。それにより刺激になる。

 本練習は「気持ち」の練習と「身体」の練習。どういう意味かはうちの選手が理解しているはずです。気持ちが前面に出てこないのであればやはり強くはなりません。「250mを無難に走る」というのでは強くはなりません。「最初から行く」という意味がまだ全然分かってません。「250mを走る」練習は今は必要ありません。どこまで自分のスピードを維持できるかを確かめるために実施しているのです。動かなくなったら動かせばいい。「動かない」と思うから動かないんですよ。「動かない」状況を自分の「気持ち」でコントロールして動かすしかない。250mの後の150mなんて基本的に動くわけがないんですよ。それを「当たり前」だと思うのか、「どうやって動かそうか?」と考えるのでは全く効果は違います。疲れているからスピードが出ない?出すんですよ。その意味が分からないからいつまでたっても前に進まない。疲れていても乳酸がたまっても「自分が取り組む課題」に対してしっかりと向き合うことができていますか?できていないからのんびり前半から入ってしまう。

 250mで「勝負!」するのか「前半から行け」なのかでやはり意識する部分も変わってくるでしょう。同じ250mの中でも意識する部分が違えば効果も違ってくる。今は壁を越える時期。200mしか持たなかったものが次に201m持つようになればいい。それが今日の練習です。意味を理解してますか?

 それが終わってから「身体」を強くする練習。しっかりと心肺機能に負荷をかける。有酸素能力が低下しているのは明確なので刺激を入れないとね。いしべが1本で撃沈したのでkanekoも参加して4本走る(残り3本はりのぷー)。良い練習でした。
 こちらの課題は「疲れたら何もできない」という部分でしょう。体力のない者がいたらその選手をカバーするために自分が少し長く走るという気配りができたか?バトンを渡す時に次の走者に声をかけたか?その辺がうまくできなければチームの雰囲気は良くなりません。同じレベルで戦うのならそこまでしなくても良いでしょうが、時間を使うのだから「楽しい陸上」ではなくて「陸上競技」をして自分自身に挑戦していこう。それをするために雰囲気を作る必要があるんだよ。前から言っていることだが「誰がやるのか?」を明確にしないとね。疲れている選手に声をかけることができたか?動けなくても走れなくても「声」はでるでしょう?それを出さないのは自分のことしかやっていないから。

 筋肉痛だって走れるんですよ。乳酸がたまっても走れるんですよ。それを理解しなさい。なぜ今日の練習がここまでの負荷だったのか?自分たちに足りないものは何かをしっかり考えてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする