kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

文化祭

2008-11-21 | 陸上競技
文化祭が始まりました。どうもうちの学校は盛り上がりというか全体的に「頑張るぞ」という部分が足りません。細かいことは書きません。お許しを。

一応私は担任をしているのでその部分はなんとかやっていきたいなという想いがあります。午後から明日の一般公開の準備なのでクラス判断で放課になります。早いところは13時には帰宅。おいおい。もったいないでしょ!?こうやってみんなで何か出来るというチャンスを逃すのはもったいないと思います。

私は部活も力を入れていますが、この手のこともかなり力を入れている方だと思います。端から見ると「無意味」と思われるかもしれませんが、この子達にとっては一生に1回しかない高校2年生の文化祭です。そこで「思い出」になるモノが無ければ面白くありません。それなりにやって、誰かが準備したモノに乗っかってワイワイ言うだけでは意味はないと思います。クラスの展示、生徒はかなり頑張ってくれました。これだって1日のためにそこまでやる必要はないと言われる可能性は十分にある。でも、その1日のために一生懸命になることで感じることはたくさんあります。

日頃教室で話をしている友達の意外な姿を見たり、自分と共通する部分を見つけたり。すぐに帰ってしまってもこういう部分は見えてきません。卒業するときに「そういえば文化祭、ひたすら風船ふくらましたよね」っていので良いと思います。それが「記憶」に残るなら。そういう機会を設けるのが「担任」の仕事だと思います。日頃は指導者としての視点で物事を書きますが、はっきり言って指導者も担任も「目指すモノ」は同じだと思います。教科指導はもちろん大切。でも、文化祭のようなイベントごとで力を発揮できる生徒だっているのです。「自分らしさ」を出せる場所を作ってあげることも必要です。勉強が出来ることは重要ですが、それが全てではない。そう思っています。

クラスの展示、かなり遅くまでやっていました。うちの部の選手もいますが、部活とは違う部分を見ることが出来ます。非常に面白いですね。一人友達から「飴」を配られていて、「自分はいらない」と断っていました。単に飴が嫌いなのか?!多分違うと思います。こういう部分での「自己管理」がきちんと出来るようになってきているのだと思います。文化祭当日はきっと模擬店の物を色々食べたりするのでしょうが、間食になるような物は基本的に拒否。そういう姿勢が競技にもつながります。日常生活がきちんと送れるようになれば競技力も自然と向上する。まー私がそう思っただけで本当に飴が嫌いなのかもしれませんが(笑)。

明日は一般公開。終了後、気持ちを切り替えて練習します。やるべきことは必ずやります。その姿勢を忘れてはいけない。そう思います。

若干疲れているとは思いますが、全力で取り組んでいく事から多くのことを学んで欲しいですね。
コメント
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