kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

研修会で感じたこと

2008-11-29 | 陸上競技
今日は午後から国体関係の研究会でした。そのため選手を学校に残して宇部へ。普通に考えれば勉強会は自分達でできるはずですが、少し心配だったので1・2年生を同じ部屋でやるように指示を出しておきました。集中力が続かないのが怖かったので。

研究会は国体短距離チーフが全国トップクラスの高校に研修に行かれたのでその伝達でした。短時間で資料を準備して頂き、分かりやすく説明をして頂きました。感謝です。
基本的には「確認」という部分が多かったですね。ビデオ等で実際の動きも示してもらいました。konan合宿でやってきた内容が多く、「流行り」なのもあるんだろうなと感じました。ポイントを指導者が見抜く事が出来れば自分の所でやっているトレーニングと重なる部分も見えてきますし、何が狙いかも理解できます。「○○式ドリル」が多い(笑)。トップレベルの選手がやっているのだと思います。結局は何がポイントかを理解できるかどうかにかかっています。「やればいい」わけではないと思いますから、情報の取捨選択が重要になりますね。

こうやって多くの情報を集める事は大切だと思います。が、それを真似してやれば効果があるかどうかといえば「違う」と思います。陸上部の顧問になった当初だったら間違いなく流されているでしょうね。「知識」に左右される部分が大きかったですからね。頭でっかちでした(笑)。きちんと選手を見ることができなかったと思います。「これが良いんだ」と言われたら、深く考えず「はいはい」といって取り入れていたと思います。考えが浅い(笑)。

実際に選手のレベルに合わせた指導をしていかなければいけません。考え無しに指導をしている人もいると思いますが、私はそのような形ではやりたくありません。「正しい」という判断基準は「強い選手がやっている」からではないと思います。合理的な部分をきちんと考えていかなければいけません。

このような研修を経て、見えてくるモノがたくさんあります。スタートでの脚運びに関して、「本当に正しいのか?」をきちんと整理していく必要があります。重心の移動を伴わずに動き始める。すっと脚を出すと言われていましたが、これの意味をきちんと考えてみないといけません。脚が先行する動きなのか?脚が巻かない動きは必要だと思いますが、このような意識で本当に身につくのだろうか??否定するのではなく「考えてみる」必要があります。「速い」から「正しい」とは限りません。全てに共通するモノを見つけていかなければいけません。速い者は何をやっても速いですから…。そこだけを見ていくのは今の私の指導にとってプラスになるのか??

研修のおかげで自分自身を見つめ直す機会が持てました。自分の周りにあるものは全て勉強になります。来月はまた講習会を受けに東京に行きます。専門的な「知識」を身につけて、それをどう指導に生かすのか?ここが大事です。

まだまだ学ぶ事、考える事はたくさんあります。少しずつ重ねていきたいですね。
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勉強会をする

2008-11-29 | 陸上競技
今日はテスト前の土曜日。しっかり勉強させなければいけません。家でやらせても良いのですが、最近はきちんと勉強させるなら学校でやらせるほうが確実ではないかと感じています。という事で通常通り登校。せっかく集まったのだから身体を動かそうという事でドリルとウエイト(笑)。
ogawa先生が別の用事で来ていましたが、「テスト週間に練習して~、まったく(笑)」と言っていたので、「たまたま勉強しようと部員が集まってきて、偶然みんなが身体を動かそうという雰囲気になっただけ」と伝えておきました(笑)。うちの学校は1時間程度の練習は認められています。かなり優遇されてますね。

練習は昨日感じた部分を意識してドリルを実施しました。膝の動きが曖昧になってしまっていて目指す動きになっていませんでした。脚が巻いてしまうのはこの辺りが原因だと思います。きちんとした形を意識していかなければいけません。「きれいなフォーム」を目指すのではなく、きちんとした形(ポイントを押さえた動き)をしていく必要があります。ここを繰り返しました。その後、少し走ってウエイトとシャフト補強。今日の狙いとする部分はできました。地味な練習をひたすらやっていきます。

午後からは勉強会。こちらがメインです。7時前後まではやらせるつもりです。しっかり取り組ませたいと思います。
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基本的な動きと補強

2008-11-29 | 陸上競技
テスト週間、時間が取れません。あまり長くやるのも色々と問題があるので。とはいっても、本当に家に帰ったからといって勉強を一生懸命やるかというのも疑問ですが。ある程度こちらで指導していく方が確実に勉強もします。ある程度の意識レベルになれば見ていなくても必ずやりますが、そこまでに行かない者は絶対に手を抜きますから・・・。全てはつながっていると思います。練習に来たときだけ真面目にやるというのでは意味がありません。間違いなく大切なところで失敗します。だからきちんとやる姿勢を身につけさせなければいけないと考えています。

練習はドリルと補強。ほとんどの時間をドリル系に使いました。自分の感覚と実際の動作のズレをどうやって修正していくかを考えなければいけません。時間はかかりますが、少しずつ積み重ねていく必要があります。新しいモノを追うのではなく、最もベースになる部分を意識的にやっていく必要があると思います。流行モノに飛びつくのは色々と弊害があります。以前、ものすごく流行った「なんば」、今ではほとんど聞きません。感覚的なモノだと思いますが高校生レベルには必要ないと思いますし、そんなことに時間をかけるよりももっと大切な部分があると思います。当然ですね。基本的な動きの繰り返し、これが大切です。間違った動きを繰り返すのでは意味がないのでここは出来るだけ付いてみていかないといけません。会議があったので途中からしか見ることは出来ませんでしたが、ある程度の修正は出来たと思います。地味ですが重要。

あとは下半身系の補強を少し。重心の移動と動きのタイミングを合わせながらも下半身の補強になるような種目をやってます。これもいろいろ考えてこれだったら意味があるかな~という感じで取り入れました。女子の体重管理(意識)にももってこい(笑)。かなりしんどいとは思いますが、片足で身体を支える感覚も必要になると思うのでやっていく価値は大きいと思います。

その後、私は所用で帰宅→出かける。いやー、ひたすら耐えてます・・・。正直かなりしんどい。どこまで嫌みを言われ続けるのか・・・。これも仕事のうちか?!
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