練習中やミーティングでは色々と話をしていきます。なかなか本気になれない者、自分は一生懸命やっていると思っている者は話をしても伝わらない部分があります。ここを変えていくというのは本当に大変なことです。「過去と他人は変えられない」というのがあります。周りがどれだけ話をしても注意をしても本人が変わろうと思わなければ変わりません。変わる必要性を感じない事にはどうにもならないのです。指導者として一番もどかしいのはこの部分です。「自分はこんなにやっている」「頑張っている」と思っている間は本当に必要な努力はできていないと思っています。
大きく変わるチャンスはいくつかあります。やはり一番大きいのは「目標に対して本気になる」事です。夏休みに入る前に過ごし方を話しました。時間をどう使うかという話です。時間があるので各自が必要だと思う事をしっかりとやるように話してきました。午後自分で補強をしたりすることはできるはずですから。
今まで見違えるように強くなった選手達はこの時間を大切に使っていました。平日でも帰宅してから30分程度の補強は当たり前。人によっては自分でサーキットをやっていたようです。まーこれはやりすぎだと思いますが、本当に目標に向かっているのであれば最低これくらいはやるでしょう。ましてや夏休みのように時間があるのだから夕方1時間程度補強をするのは十分可能だと思います。この話をした時に卒業生の弟がいるので確認してみましたがやはり姉はかなりやっていたとの事でした。
毎日腹筋20回をやる。「やらないよりはまし」というレベルですね。この程度で「見違えるように強くなる」事はありません。「自分はやっている」と思うだけで本当に必要な練習までは届いていません。「なかなか思うように走れない」と嘆くだけではなく、そこに原因がある事を理解しなければいけません。本当に強くなりたい、戦いたいと思うのであれば口だけではなく行動で示さないといけません。特に上級生はあと8ヶ月しかないのです。中途半端な練習と覚悟では変わりません。
もう1つ大きなチャンスがあります。それは「挫折感を味わう」事です。怪我をしたり思うような結果が出なかった時に変わる大きなチャンスがあります。ここで腐って投げ出してしまえばそこで終わりとなります。変わるチャンスを全く生かせないまま終わってしまいます。人間は順調に物事が進んでいる時には深く物事を考えません。何もしなくても世の中上手くいくと勘違いしてしまいますから。しかし、一旦立ち止まってしまうと「自分だけが苦しい、辛い」と思い込んでしまい全く先に進まなくなります。怪我をしたりするのは何かしら原因があるからで、そこを克服しない限りはまた同じことを繰り返してしまうのです。やはりそこを変えていけるのは自分自身の「強くなりたい」という「想い」だけだと考えています。そこで自分自身の取り組みを見直して今後につなげていく事ができる者が本当に強くなるのです。
この手の事を何度も繰り返して話しますがどうしても「自分のこと」として捉えられない部分があります。痛い目に合わないと分からないというのもあります。今までの取り組みを見直さない限りは本当の成長はないのですが、怪我をしたり挫折感を味わった時に初めて感じることもあります。百聞は一見に如かず、です。痛い目に合わないように守ってやる事も指導者としては大切ですが、大半は分からないまま適当な行動をしてしまい後で言われている事に気づくのです。最後まで気付かない者もいますが、全ての人間を指導者が変えることができるというのは指導者のエゴであり思い上がりかもしれません。変われるようにサポートしていきますが最後は本人がどれだけ感じ取れるかだと思います。
高校入学時と同じままでは本当に強くなることはできません。初めてインターハイに行った選手に中学の時と何が違うのかと聞いたときに「やる気になった」と答えました。あまりにもシンプルな答えですがここに全てが詰まっている気がします。本人が「やってやる」と想いさえすればどこまででも変わるのです。我々は変わるきっかけを与えるだけ。それをチャンスと感じてくれるかどうかだけだと思います。
陸上競技は本当にシンプルです。変わることが出来れば大きな飛躍をします。それを実感できるかどうかだけの話です。まだまだ変わり切れない者もいます。今までの自分と決別して前に進んでもらいたいですね。
変わるのは自分次第です。他人を羨ましく思うだけでは変わりません。「自分と未来は変えられる」のです。忘れないでもらいたいと思います。
大きく変わるチャンスはいくつかあります。やはり一番大きいのは「目標に対して本気になる」事です。夏休みに入る前に過ごし方を話しました。時間をどう使うかという話です。時間があるので各自が必要だと思う事をしっかりとやるように話してきました。午後自分で補強をしたりすることはできるはずですから。
今まで見違えるように強くなった選手達はこの時間を大切に使っていました。平日でも帰宅してから30分程度の補強は当たり前。人によっては自分でサーキットをやっていたようです。まーこれはやりすぎだと思いますが、本当に目標に向かっているのであれば最低これくらいはやるでしょう。ましてや夏休みのように時間があるのだから夕方1時間程度補強をするのは十分可能だと思います。この話をした時に卒業生の弟がいるので確認してみましたがやはり姉はかなりやっていたとの事でした。
毎日腹筋20回をやる。「やらないよりはまし」というレベルですね。この程度で「見違えるように強くなる」事はありません。「自分はやっている」と思うだけで本当に必要な練習までは届いていません。「なかなか思うように走れない」と嘆くだけではなく、そこに原因がある事を理解しなければいけません。本当に強くなりたい、戦いたいと思うのであれば口だけではなく行動で示さないといけません。特に上級生はあと8ヶ月しかないのです。中途半端な練習と覚悟では変わりません。
もう1つ大きなチャンスがあります。それは「挫折感を味わう」事です。怪我をしたり思うような結果が出なかった時に変わる大きなチャンスがあります。ここで腐って投げ出してしまえばそこで終わりとなります。変わるチャンスを全く生かせないまま終わってしまいます。人間は順調に物事が進んでいる時には深く物事を考えません。何もしなくても世の中上手くいくと勘違いしてしまいますから。しかし、一旦立ち止まってしまうと「自分だけが苦しい、辛い」と思い込んでしまい全く先に進まなくなります。怪我をしたりするのは何かしら原因があるからで、そこを克服しない限りはまた同じことを繰り返してしまうのです。やはりそこを変えていけるのは自分自身の「強くなりたい」という「想い」だけだと考えています。そこで自分自身の取り組みを見直して今後につなげていく事ができる者が本当に強くなるのです。
この手の事を何度も繰り返して話しますがどうしても「自分のこと」として捉えられない部分があります。痛い目に合わないと分からないというのもあります。今までの取り組みを見直さない限りは本当の成長はないのですが、怪我をしたり挫折感を味わった時に初めて感じることもあります。百聞は一見に如かず、です。痛い目に合わないように守ってやる事も指導者としては大切ですが、大半は分からないまま適当な行動をしてしまい後で言われている事に気づくのです。最後まで気付かない者もいますが、全ての人間を指導者が変えることができるというのは指導者のエゴであり思い上がりかもしれません。変われるようにサポートしていきますが最後は本人がどれだけ感じ取れるかだと思います。
高校入学時と同じままでは本当に強くなることはできません。初めてインターハイに行った選手に中学の時と何が違うのかと聞いたときに「やる気になった」と答えました。あまりにもシンプルな答えですがここに全てが詰まっている気がします。本人が「やってやる」と想いさえすればどこまででも変わるのです。我々は変わるきっかけを与えるだけ。それをチャンスと感じてくれるかどうかだけだと思います。
陸上競技は本当にシンプルです。変わることが出来れば大きな飛躍をします。それを実感できるかどうかだけの話です。まだまだ変わり切れない者もいます。今までの自分と決別して前に進んでもらいたいですね。
変わるのは自分次第です。他人を羨ましく思うだけでは変わりません。「自分と未来は変えられる」のです。忘れないでもらいたいと思います。