kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

脅威的な効果

2011-08-26 | 陸上競技
金曜日の夕方、自宅のベランダに蜂の巣が出来ていることが判明。この夏休みはほとんど陸上競技中心の生活で半分は家にいませんでした。冷静に考えるとすごい話です。自宅にいないことが当たり前のようになっています(笑)。普通の仕事ではあまり考えられないですね。

見てみるとかなり大きな蜂の巣が…。1ヶ月くらいは頑張って作った感じがありました。私がバタバタしている間にせっせと大きくしていたのでしょう。さすがにこのまま放置しておくわけにはいきません。小さな子供もいますから万が一に備えて早めに対応しないと危険です。

小さい頃は遊び半分で蜂の巣を落として逃げていましたが、さすがにそういうわけにはいきません。子供たちが被害に合ってしまう危険性があるからです。近くの薬局で蜂用の殺虫剤を購入することにしました。近づいて退治するのは危ないのでジェットタイプの殺虫剤にしました。

使用してみると一瞬で全ての蜂がバタバタと地面に落ちていきました。予想以上の効果です。ここまで強い殺虫効果があるとは…。夕方から夜間にかけては虫が寝るようなので飛び回ることはない。それもあったと思うのですが、本当にあっけない感じがありました。

とにかく無事に退治することができました。本当に脅威的な効果がありました。商品として販売しているから当然だとは思いますが(笑)。無理して落とさなくてよかったです。安全第一(笑)。
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課題を決めて取り組ませる

2011-08-26 | 陸上競技
木曜日、この日まで少し回復に充てようと考えていました。前日に疲れているという感じが強く出ていたので。もう一頑張りさせたいところでしたがこの状態で走ってもあまり意味はないだろうなという気がしたので。

最初の段階で指示を出しておきました。何人かのグループに分かれて支部新人の反省点、課題を話してそれを克服するための基本練習をするようにしました。男女分かれてやるのではなく課題が近い者同士で一緒に動きを見ながらやっていこうと。今気になっているのがこのグループごとのミーティングが上手く機能しているのかどうかということ。数年前はかなり上手くいっていましたが今はほとんど私がその場にいません。もう少し近づいていって見ておかないといけないかなという感じがあります。任せっぱなしでは怖いですからね。

最初の段階から工夫をしてやっていました。中間で身体が進まないグループができていましたが、前に進むために何をしないといけないかを考えながらやっていました。結局重心移動の感覚が弱いから進まない。引き出しと重心移動は同調しないといけないのですが動きのタイミングが合わないので進みません。ここ最近、ここで立ち止まることはありませんでしたからこちらも色々と工夫をしていかなければいけないなと改めて感じました。

故障から回復段階の者は完全に別メニュー。合宿等では全くといって良いほど走れませんでしたが繰り返し治療に行った効果か、ある程度動きが崩れずに走れるようになってきました。とはいっても本数を重ねると痛みが出るようで休息を長めに取りながら最初の段階の動きの意識です。走り始めた時にはバタバタして身体が進みませんでしたが、何本かやっているうちにスムーズに進み始めました。たまたま本人が家からハンディカムを持ってきていたので、中国大会の走りを見ながら自分の動きをイメージさせました。
自分だけでやると完璧な動きを目指すのでタイミングが合わなくなります。痛みがあるので接地が長くなるのは当然です。そこで切り替えを意識すると身体が進まない脚だけの動きになってしまう。私は最初の動きだけを意識させました。最初が上手くいかないとその次の段階も上手くいきません。ある程度やった所で終わらせました。最後にランジを。出来ることはしっかりとやらせていかないといけませんから。

他の者も走りに近い動きをやりながら進めていくようにしました。なかなか進みませんが少しずつですが感覚がつかめているような感じがあります。前に進むためには軸というか体幹がぶれていたら効率が悪くなります。やはり基礎的な練習が必要になります。技術的な事をやる前に筋力がなければやろうとしていることはできないですからね。

あと3週間でどこまでできるか。それにかかっています。覚悟と決意だと思います。見ていきたいですね。
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自分自身を見つめる

2011-08-26 | 陸上競技
水曜日、基本的に練習は休みとしました。家でゆっくりするというのも必要なことかもしれませんが、ここ最近身体のケアに対する意識・取り組みが甘い気がしていたので学校で選手同士のマッサージをさせることにしました。この日は2年生の登校日ということもあり、10時集合とゆっくりした日程で行うことに。この時間の使い方というのが非常に大事になってくると考えています。与えられた時間をどう使うか。これは本人の意識次第だと思います。

マッサージ等が終わった後にここ最近の試合のビデオを見て自分自身の走りの課題を見つけさせようと考えていました。自分がイメージしている動きと実際の動きが異なる場合はそれを自覚して埋めていく作業が必要になってくると思います。自分では「できている」と思っていても実際は全く違う動きをしているというのは良くあることです。学校にある大きなPCを使ってビデオを見ようと準備をさせると、録画用のハンディーカムの液晶に亀裂が入っていました。自分達の物ではなく借り物です。その亀裂により液晶のタッチパネルがうまく反応しません。大きな問題です。
「自分の物ではないから」という感覚があるのかもしれません。決して安いものではありません。話を聞くとかなり前から亀裂が入っていて反応が悪かったということ。もしも誰かが誤って落として亀裂が入ったのであればその時点で報告する必要があります。持ち運び時に亀裂が入るとは考えにくい。全体に問いただしましたが「気がついたら割れていた」との返答。そんなことがあるのか分かりません・・・。もしも、それ以外の時に亀裂が入ったのであっても一番最初に気がつく者がいたはずです。それを報告もしないでずっと使っているというのは大きな問題だと思います。私がPCのHDにデータを移そうと思って液晶を押すとその亀裂から一気にひびが入り使用不可能な状態になりました。修理に出さなければいけません。その負担は誰がするのか?考えさせられる部分だと思います。その話をしに男子の部室に行くとかなり汚い。ゴミが散乱していました。こういう姿勢が改善されない限り次の段階には進まない気がします。「誰かがやるだろう」という部分が日常生活から出ている。だから練習でも「人に付いていく」だけで終わっているのだと思います。早速掃除をさせました。

その間に女子と個別に話を。色々と改めないといけないことがあります。自分自身の内面と向き合うきっかけを与えないといけないと思います。かなりの時間を使って話をしました。基本的に「甘さ」が目立ちます。自分は一生懸命やっているという勘違いが大きい。自分のやっている努力が一番だと思っている感じがありました。本当は全くできていないのにもかかわらず、それ以上の改善をしない。結果が伴うはずがありません。それなのに「評価」を求める。今の自分達の取り組みの甘さを自覚しない限りはいつまで経っても同じ事の繰り返しになると思います。入学当初はほとんど同じくらいの走力でした。県記録会では14秒9くらいだったでしょうか。そこから一人は13秒台に持ってきました。これは途中でかなり厳しい指導をした結果意識の変化があったのだと思います。

このあたりから「差」が生まれています。みんな同じだと思ってやっていたかもしれませんが、大きな「差」がついているのです。結果、記録に表れる。一方は記録が出る、一方は記録が出ない。これを「才能」として捉えるのは大きな間違いです。「努力」だと思います。この部分の「差」が大きい。そこを一つ一つ振り返って説明していきました。夏休みに入ってからの時間の使い方に大きな違いがある。詳しくは書きませんが補強やそれ以外の取り組みで大きな「差」がついているのが現実です。やっている者でさえ私から擦れば「不足」だと感じていますから、やっていない者は全くです。ここを理解しないと「注意を受けた」ということだけで終わってしまいます。これは当然自己管理にもつながっていく部分です。全てがここに現れていきます。

時間をかけて話をしました。どこまで自分の考え方を変えていけるかだと思います。これまでにない大きなエネルギーを使っている感じがあります。それでも何とかしていかないといけない。それが私の役目ですから。できることを全てやっていきます。
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