日曜日、朝から雨の音で目が覚めました。びっくりするくらい雨が降っていてその上強風。傘をさしても歩けそうにないくらいの雨でした。指導者側で相談した結果、練習を少し引っ張って午前中で終わろうという事になりました。雨がどれだけ降っても朝は走るということに。せっかくの合宿ですからできれば4回練習をしたいというのはありましたが、万が一のことがあると困るので。しかし、午後の練習中止と決めた後に雨が止みました。大体こんなものです。仕方ない。迎えなどを呼んでいる関係でこれ以上の予定変更はできません。もったいないですけどね。
練習は最初に動きの確認をしました。この間私は練習ができるようにグランド整備。オールウェザーなのですがグランドの数カ所が低くなっていて水がたまっていました。このままでは練習に支障を来すのでマネージャーと一緒に水を掃き出す作業を。じっと練習を見ているだけよりはその次のことを考えて行動しておく方がいいだろうという判断です。
本練習はしっかりと走らせました。短短は60mから距離を伸ばしていきまた60mに戻る。これは元気なときに高いスピードを意識した動きをしておいてそれを少し長い距離に結びつけていくことを意図しました。tabeの男子が中心となって声を出し全体を引っ張ってくれていたので良い雰囲気で走れていたと思います。うちの選手は存在感が・・・。「走ればいい」分けではないんですけどね。短長は短い距離を走ってから250mへ。そこからまた落としていくという設定に。150mで負荷をかけた後、250mでスピード維持をさせようと思いました。が、1set目は私の甘さが出てレストが長くなり過ぎ目的を達成できなくなったので2セット目はかなり短い設定で走らせました。普段は250mのような距離は走りませんからこういう合宿でやっていくことは良い経験になります。こちらは完全にうちの女子キャプテンが中心。良く声を出していました。過大評価するわけではありませんが、客観的に見て他校の先生が褒めてくれていました。1年前なら間違いなくできなかったでしょうね。少しずつの成長が見られます。これが安定していくると本物になるのですが。1年生女子は自分のことだけで精一杯。「頑張っています」という雰囲気から抜け出せません。まだまだ1年生ということでしょうか。物足りませんね。
足の痛みがあって練習で思うように走れない者がいます。かなり治療をしているので少しずつ改善されてきているようですがまだまだ本調子という感じではありません。痛みが酷くなるようなら練習を抜けてもいいと話をしていましたが本練習のほとんどはやり終えました。見ていて痛々しい感じはありますが泣き言を言わずに走っていました。最後は大きく動きが崩れ始めたのでこちらから止めさせました。これも1年前であれば全く走らないで止めていたと思います。私はあまり感じていませんでしたが「インターハイ前よりも身体が絞れたのでは?」と多くの指導者に言われました。毎日のように見ているとなかなか気づきません。体重管理は私がやっていますが数値に大きな変化はないのですが・・・。人は「目標」が明確になれば自分で取り組めるようになります。もともとかなり「甘い」選手でしたがここ最近は少し表情が変わってきた気がします。泣き言を言わないで「強くなりたい」と想いながら練習をしている姿が見えます。痛みが引きさえすれば間違いなく強くなるでしょうね。意識レベルが上がれば間違いなく行動が変わりますから。
以前、足が痛いといった選手にポイント練習をさせたら「足が痛いのに走らされた」といわれたことがあります。正確にいうと手紙に書いて渡されたのですが。「先生は何も分かっていない。自分がどれだけ努力しているか知らないくせに。足が痛くても我慢してやっていたのに。」と。ここまで来ると話をしても意味がないのだろうなと思いました。「自分は頑張っている」という思いこみがあるから何をやっても変わらない。本当にやらないといけないことは別にあるのに、「先生が認めてくれない」という全く違う部分で話をしているのですから。本当に強くなりたいのであればやらないといけないことがあります。「痛いからできない」で終わるのではなく無理をしてもやらないといけない時がある。できないならそれを治すために最大限の努力をしないといけないことがある。それがわからないで「自分のペース」でやっている限りは何も変わらない。ここをどれだけ分かってくれるか。
こういう書き方をすると見ている人からは批判を受けるかもしれないなとは思います。「無理矢理走らせている」と。客観的に走っている姿を見てもらえば絶対に分かると思います。「絶対に強くなってやろう」という姿は他者の心を動かします。これまでうちのチームが強くなったときはエースが自分の弱さを克服するために様々なことをやっている姿を他の者が見てきたからです。弱音を吐きそうな時にぐっとこらえて強くなるための練習を黙々とやる。それがチーム作りの基礎だと思います。24時間365日ずっと無理をさせるつもりはありません。「やらなければいけない時」があるのです。それをどうとらえるか。
練習終了後にこの話を少しだけしました。選手がどう感じ取るか。それが全てだと思います。思うことがあります。また書きます。
練習は最初に動きの確認をしました。この間私は練習ができるようにグランド整備。オールウェザーなのですがグランドの数カ所が低くなっていて水がたまっていました。このままでは練習に支障を来すのでマネージャーと一緒に水を掃き出す作業を。じっと練習を見ているだけよりはその次のことを考えて行動しておく方がいいだろうという判断です。
本練習はしっかりと走らせました。短短は60mから距離を伸ばしていきまた60mに戻る。これは元気なときに高いスピードを意識した動きをしておいてそれを少し長い距離に結びつけていくことを意図しました。tabeの男子が中心となって声を出し全体を引っ張ってくれていたので良い雰囲気で走れていたと思います。うちの選手は存在感が・・・。「走ればいい」分けではないんですけどね。短長は短い距離を走ってから250mへ。そこからまた落としていくという設定に。150mで負荷をかけた後、250mでスピード維持をさせようと思いました。が、1set目は私の甘さが出てレストが長くなり過ぎ目的を達成できなくなったので2セット目はかなり短い設定で走らせました。普段は250mのような距離は走りませんからこういう合宿でやっていくことは良い経験になります。こちらは完全にうちの女子キャプテンが中心。良く声を出していました。過大評価するわけではありませんが、客観的に見て他校の先生が褒めてくれていました。1年前なら間違いなくできなかったでしょうね。少しずつの成長が見られます。これが安定していくると本物になるのですが。1年生女子は自分のことだけで精一杯。「頑張っています」という雰囲気から抜け出せません。まだまだ1年生ということでしょうか。物足りませんね。
足の痛みがあって練習で思うように走れない者がいます。かなり治療をしているので少しずつ改善されてきているようですがまだまだ本調子という感じではありません。痛みが酷くなるようなら練習を抜けてもいいと話をしていましたが本練習のほとんどはやり終えました。見ていて痛々しい感じはありますが泣き言を言わずに走っていました。最後は大きく動きが崩れ始めたのでこちらから止めさせました。これも1年前であれば全く走らないで止めていたと思います。私はあまり感じていませんでしたが「インターハイ前よりも身体が絞れたのでは?」と多くの指導者に言われました。毎日のように見ているとなかなか気づきません。体重管理は私がやっていますが数値に大きな変化はないのですが・・・。人は「目標」が明確になれば自分で取り組めるようになります。もともとかなり「甘い」選手でしたがここ最近は少し表情が変わってきた気がします。泣き言を言わないで「強くなりたい」と想いながら練習をしている姿が見えます。痛みが引きさえすれば間違いなく強くなるでしょうね。意識レベルが上がれば間違いなく行動が変わりますから。
以前、足が痛いといった選手にポイント練習をさせたら「足が痛いのに走らされた」といわれたことがあります。正確にいうと手紙に書いて渡されたのですが。「先生は何も分かっていない。自分がどれだけ努力しているか知らないくせに。足が痛くても我慢してやっていたのに。」と。ここまで来ると話をしても意味がないのだろうなと思いました。「自分は頑張っている」という思いこみがあるから何をやっても変わらない。本当にやらないといけないことは別にあるのに、「先生が認めてくれない」という全く違う部分で話をしているのですから。本当に強くなりたいのであればやらないといけないことがあります。「痛いからできない」で終わるのではなく無理をしてもやらないといけない時がある。できないならそれを治すために最大限の努力をしないといけないことがある。それがわからないで「自分のペース」でやっている限りは何も変わらない。ここをどれだけ分かってくれるか。
こういう書き方をすると見ている人からは批判を受けるかもしれないなとは思います。「無理矢理走らせている」と。客観的に走っている姿を見てもらえば絶対に分かると思います。「絶対に強くなってやろう」という姿は他者の心を動かします。これまでうちのチームが強くなったときはエースが自分の弱さを克服するために様々なことをやっている姿を他の者が見てきたからです。弱音を吐きそうな時にぐっとこらえて強くなるための練習を黙々とやる。それがチーム作りの基礎だと思います。24時間365日ずっと無理をさせるつもりはありません。「やらなければいけない時」があるのです。それをどうとらえるか。
練習終了後にこの話を少しだけしました。選手がどう感じ取るか。それが全てだと思います。思うことがあります。また書きます。