今回のインターハイ、昨年と違うのは2年生での出場だったと言うことです。本当に戦うチームを作っていくためには中心となる選手が必要になります。3年生になって初めて参加するのではなく、雰囲気を感じた者がどれだけそれを周りに伝えていけるかだと思っていますから。
200mのレースが終わってからもう少し走らせておこうと思ったのですが再び足首が痛いというので練習は出来ませんでした。インターハイ最終日には動きの確認をしようと話していたのですが全くできず。本当にもったいないことをしたと思います。この痛みには予兆がありました。最近痛みが治まっていたので少し安心をしていた部分があったと思います。インターハイ期間中もフロントで氷をもらっておくようにと指示を出していましたが「忘れていた」という事で練習後アイシングが全く出来ていない状況でした。自分の事として捉えておかなければいけない部分がまだ出来ていません。かなり冷たく接しました。甘やかしてはいけない部分だと思いましたから。これで「先生に怒られた」と落ち込んでいるような選手なら来年インターハイの決勝を狙うというレベルにはいきません。通常では考えられないようなレベルを目指すのですから今自分が置かれている立場をきちんと理解しなければいけないのです。
本当に戦うためには「性格」さえも変えないといけないと思います。受け身の姿勢で「言われたからやる」というレベルでは絶対に強くなりません。私が厳しい現実を突き付けて「先生に色々言われた。ムカつく。」というレベルの考え方では絶対にこれから先はありません。来年は中国決勝で7位で終わりになってしまうでしょう。これはもう本人がどれだけ「陸上競技に専念できるか」「戦うことを真剣に考えられるか」にかかっています。
一日置いて朝、歩きながら30分くらい話をしました。今後の事についてです。13秒を切るという最初の目標レベルならばここまで細かいことを言わなくても良かったのかもしれません。それなりにやっていたら出来たでしょうから。実際に色々と出来ていない事がありましたが県で優勝するレベルまで行きました。が、まだまだ本当の成長は出来ていないと思います。日常的な考え方を変えていかなければやはり競技場面での取り組みは変わらないのです。
中国地区には100mで3位になった選手、100mHで優勝した選手、100・200m両方で準決勝に進んだ選手がいます。この中で戦って勝たない限りはインターハイの決勝には絶対に進めないのです。甘い部分を残していたら確実に負けてしまいます。言われなくても細心の注意を払って行動が出来る、先を見越した行動が出来るようにならない限りは「普通の選手」が上で戦えるようにはならないのです。
最初に比べればかなりの成長はしていると思います。が、過去の自分と比べてではなくこれからの「あるべき姿」と比べないといけないのです。今から1年間、どれだけ真剣に競技と向き合うことが出来るでしょうか。自分の存在がチームにどのような影響を与えるのかを考えていけるようにならなければいけません。全国の強豪校で4継メンバーに入ろうと思えば最低でも12秒3は切らないといけないでしょう。そのレベルの選手が何人もいる中で練習をするのですから自然と強くなっていきます。意識も「全国で入賞するのは当たり前」というレベルですから様々な事を犠牲にして必死に競技に取り組みます。それが最低レベルです。そこを越えないとチーム内でリレーメンバーに入ることさえも出来ないのですから。
それと比べるとまだまだうちは何も出来ていません。そこまでやらなくても良いのではないか、高いことを求めすぎると言われるかもしれません。しかし、同じ高校生です。自分達の中にある大きな「可能性」を引き出せば考えられないような結果を出せると思っています。環境は人を変えます。その環境を作り出すのは全国を経験した者だけだと思います。「周りは速かった」で終わって帰るわけにはいきません。この子が他人にも自分にも厳しくなっていかないと「リレーでインターハイ」は夢のまた夢で終わってしまいます。
これを機に本当の「競技者」になってもらいたいと思います。1人の意識が大幅に変わればチーム全体も変わっていきます。県内では一目置かれるチームになってきたとは思います。が、今のままでは県レベルで終わり。そこを越えていくためにはこの子の力が必要です。戦いたい。これが私だけの「想い」に終わってしまわないようにしたいですね。戦うのは選手自身です。強くなるのも選手自身。私はそれに手を貸しているだけ。理解してもらいたいと思います。
戦いたい。そのためには中心選手の大きな成長と自覚。全ては1年後のインターハイのために。戦えるチームを作りたいと思います。
200mのレースが終わってからもう少し走らせておこうと思ったのですが再び足首が痛いというので練習は出来ませんでした。インターハイ最終日には動きの確認をしようと話していたのですが全くできず。本当にもったいないことをしたと思います。この痛みには予兆がありました。最近痛みが治まっていたので少し安心をしていた部分があったと思います。インターハイ期間中もフロントで氷をもらっておくようにと指示を出していましたが「忘れていた」という事で練習後アイシングが全く出来ていない状況でした。自分の事として捉えておかなければいけない部分がまだ出来ていません。かなり冷たく接しました。甘やかしてはいけない部分だと思いましたから。これで「先生に怒られた」と落ち込んでいるような選手なら来年インターハイの決勝を狙うというレベルにはいきません。通常では考えられないようなレベルを目指すのですから今自分が置かれている立場をきちんと理解しなければいけないのです。
本当に戦うためには「性格」さえも変えないといけないと思います。受け身の姿勢で「言われたからやる」というレベルでは絶対に強くなりません。私が厳しい現実を突き付けて「先生に色々言われた。ムカつく。」というレベルの考え方では絶対にこれから先はありません。来年は中国決勝で7位で終わりになってしまうでしょう。これはもう本人がどれだけ「陸上競技に専念できるか」「戦うことを真剣に考えられるか」にかかっています。
一日置いて朝、歩きながら30分くらい話をしました。今後の事についてです。13秒を切るという最初の目標レベルならばここまで細かいことを言わなくても良かったのかもしれません。それなりにやっていたら出来たでしょうから。実際に色々と出来ていない事がありましたが県で優勝するレベルまで行きました。が、まだまだ本当の成長は出来ていないと思います。日常的な考え方を変えていかなければやはり競技場面での取り組みは変わらないのです。
中国地区には100mで3位になった選手、100mHで優勝した選手、100・200m両方で準決勝に進んだ選手がいます。この中で戦って勝たない限りはインターハイの決勝には絶対に進めないのです。甘い部分を残していたら確実に負けてしまいます。言われなくても細心の注意を払って行動が出来る、先を見越した行動が出来るようにならない限りは「普通の選手」が上で戦えるようにはならないのです。
最初に比べればかなりの成長はしていると思います。が、過去の自分と比べてではなくこれからの「あるべき姿」と比べないといけないのです。今から1年間、どれだけ真剣に競技と向き合うことが出来るでしょうか。自分の存在がチームにどのような影響を与えるのかを考えていけるようにならなければいけません。全国の強豪校で4継メンバーに入ろうと思えば最低でも12秒3は切らないといけないでしょう。そのレベルの選手が何人もいる中で練習をするのですから自然と強くなっていきます。意識も「全国で入賞するのは当たり前」というレベルですから様々な事を犠牲にして必死に競技に取り組みます。それが最低レベルです。そこを越えないとチーム内でリレーメンバーに入ることさえも出来ないのですから。
それと比べるとまだまだうちは何も出来ていません。そこまでやらなくても良いのではないか、高いことを求めすぎると言われるかもしれません。しかし、同じ高校生です。自分達の中にある大きな「可能性」を引き出せば考えられないような結果を出せると思っています。環境は人を変えます。その環境を作り出すのは全国を経験した者だけだと思います。「周りは速かった」で終わって帰るわけにはいきません。この子が他人にも自分にも厳しくなっていかないと「リレーでインターハイ」は夢のまた夢で終わってしまいます。
これを機に本当の「競技者」になってもらいたいと思います。1人の意識が大幅に変わればチーム全体も変わっていきます。県内では一目置かれるチームになってきたとは思います。が、今のままでは県レベルで終わり。そこを越えていくためにはこの子の力が必要です。戦いたい。これが私だけの「想い」に終わってしまわないようにしたいですね。戦うのは選手自身です。強くなるのも選手自身。私はそれに手を貸しているだけ。理解してもらいたいと思います。
戦いたい。そのためには中心選手の大きな成長と自覚。全ては1年後のインターハイのために。戦えるチームを作りたいと思います。