kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

色々な事をしてみる

2016-11-15 | 陸上競技
続き。

アップの時点でかなり汗をかいていました。必要な事だと思います。これでアップは十分なのでそこからは別のことをしました。

ハードル回旋などをしていて「軸が崩れるな」と感じました。走るための基礎になる「軸」がきちんと作れていない。この状態であればどんな練習をやっても効果は半減してしまいます。そう感じたのであえて「軸作り」から開始。バランスディスクを準備していたのでそれを使っての練習です。前方向にしっかりと持ってそのバランスディスクに向けて直線的に足を引き上げる。その状態で前に進んでいきます。足運びのドリルと同じ事をやりました。が、バランスディスクを保持していることで軸がブレるとバランスディスクが動くので分かります。肩のラインから崩さずにしっかりと歩行するようにしました。

更には頭上にバランスディスクを持っての歩行。これも2人が横に並んでペースを合わせて実施しました。1人でやると早く歩きすぎてしまって雑になることがあります。早くやりすぎると頭の真上からバランスディスクがズレます。大半の選手は前方向にずれてしまう。これでは「軸作り」にならないのでしっかりと保持させました。最初はダイナマックスでやろうと思っていたのですか重さかあるのでバランスディスクで良かった(笑)これだけでかなりの負荷になっているようでした。特別なことではなくドリルをやっているだけなのですが。

そこからさらにチューブ歩行。これもバランスディスク保持。接地した時に身体のラインが真っ直ぐになるように。頭の上に保持しているバランスディスクが常に安定するように意識させました。上手くできない選手はバランスディスクが大きく上下します。これは水平方向への移動にはなりませんからマイナスです。モノを持つことで自分自身がそれを感じることができます。完全に思いつきだったのですかこの手の練習は面白いですね。そのままの勢いでバランスディスク保持の腿上げ。この辺りから身体がブレ始めます。動きが速くなればなるほどこの手の部分が顕著になります。

腿上げになると膝が前まで出なくなる選手が出ます。この動きはよくない。回転運動になってしまいます。もう一度チューブ歩行に戻してしっかりと引き出す感覚を作りました。進んではまた戻って確認。この作業の繰り返しです。

ドリルばかりではなく少し走りたいなと思っていたので一階から二階へ。二階の方が廊下が長く走ることができます。廊下を走るな!!と怒られるかもしれませんが(笑)。そこではスティックを使った動き。ワンステップドリルです。スイッチングを意識した練習。前任校ではフレキハードルを使ってたのですが今は道具がないのでスティックで代用。フレキハードルならもう少し前まで引き出す感覚が作れるのですが。無い袖は振れない。スティックでやれる事を。

やはり脚が前まで来ない。それでもクリアできるからです。これがミニハードルになると「逃げるような動き」になるので脚が回ります。嫌なので使わない(笑)。が、スティックだと低いので前まで持ってくるというよりは意識を徹底しないとなかなか上手くできません。2本ずつやって上手くいかないのでペアワークへ。膝をしっかりと引き出す感覚を作りたいので手を置いてそこまで引き出すことに。目標があればそれなりにできるようになります。ここでもう一度チューブを使っての腿上げを入れて足運びの確認。速い動きになるとどうしても回ります。ここをいかに徹底できるか。

最後にスティックを使った走練習。足を前まで運ぶ事としっかりと身体の真下で捉える事を意識して。「乗り込む」という言葉が使われます。が「乗り込む」というのはなかなか難しい感覚です。感覚的な部分ですからこちらもあれこれやる必要があります。スティックとスティックの間にマークを置いてそこを目印に。身体の前で動かす感覚と真下で捉える感覚。この2つを徹底したいなと思っています。最初は15m程度を繰り返しました。加速段階は難しい。廊下という部分もあるので滑りやすい。その中で意識させていきたい。脚が流れやすい状況で流れないようしていけば走りにもプラスになると思います。

40mくらいまで伸ばして4本を2セット。途中からスティックの距離を微妙に調整。この辺りは見ていく中で判断するしかありません。スティックの間の距離というのはめちゃめちゃ大事だと思っています。適当に置いていて上手くいくわけではない。どこかの学校がこの距離でやっているから、というのではなく目の前の選手に合った距離でやっていくことが必要だと考えています。

とにかくしつこく言い続けました。それぞれがやっている事の意味の理解をしてそれを意識しながらやる。そこで大きく結果が変わると思います。やれる事をしっかりと積み重ねていきたいと思います。7時間授業だったので2時間しか練習出来ませんでしたがこちらとしても勉強になった一日でした。やはり選手と一緒にやる事は大きい。勉強です。

良い練習になったなと思います。継続していきたいですね。
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やる中で分かること

2016-11-15 | 陸上競技
月曜日、雨でした。それほど降っていたわけではないのですがグラント時代は濡れていたので諦めていました。

朝の段階で色々な動きをしてみる事に。ダイナマックスキックなどをしながら自分の身体をうまく使えているかをしっかりと見極めていきたいなと。なかなか時間が確保できないのでそれぞれの特徴を細かく把握することができません。まー私の中で「細かく」という意味ですが。間違いなくかなり見ていますし、しっかりと向き合うことができている自負はあります。が、そこで満足するのではなくもっと特徴をつかんでそれぞれに必要な指示が出せるようになればなと。

その流れの中で午後もアップ代わりに普段とは異なることをやってみした。股関節を使う練習を中心に置いてのアップ。アップというかほぼトレーニングなのですが(笑)。ハードルを使った股関節回旋、リズムスキップ、セラバンドを使ったカニ歩き。この3つの種目を3セット。文字にすると全くやっていない感じですね(笑)

特に股関節回旋に重きを置いてみていました。実は股関節系のトレーニングはかなりやっています。それなのに何故か上手く使えない選手が多い。大きな筋群を鍛えているというよりは細かく多くやるという感じです。ハードルを使ったドリルなどでも意識的に股関節を使ってうようにしているのですがなかなか上手く使えません。ひょっとしたら?!と思うことがあったのでこれまでやっていないような種目をやらせていました。

ビンゴ!です(笑)。動きの中での柔軟性が低いのです。膝締めと腰の移動の話をしますが完全に股関節が別物として動いています。ハードル回旋をすると軸が崩れる、大きく動かせないというパターンばかり。あーこれだなという感じでした。股関節大きく動かせないのでハードルに何度もぶつけてしまっていました。いつも「膝を立てる」という言い方をしていたのですかそれが全くできていないのです。

本人たちもかなりショックを受けていました。自分達はきちんとやっていると思っていた。が、実際は思っていた以上に股関節が使えていないのです。これは間違いなくトレーニングにも走りにも大きく影響します。逆にここの部分を克服できれば絶対にパフォーマンスが向上すると思います。こちらとしても「使えるように」と考えながらやっていたのですが実際にこれほどダメだとは思いませんでした(笑)。

ハードルリズムスキップも普段から少しずつやっています。しかし、この日はペアを作ってじっくりとやっていきました。ごまかさないようにです。細かい事を書くと大変な作業になるのですが「脚が上がったように見せかける」ことができます。これは悪意があってそうしているのではなく「股関節の硬さ」が大きく影響するのです。その部分を理解して練習に取り組むと効果は全く違ってくると思っています。やり方によって全然違う。この種目だけで既にヘロヘロになっている選手もいました。強くなっていると思っていたのですか実は全くでした。

セラバンドを使ったメニュー。これは土曜日に走れない選手にひたすらやらせました。もう一工夫して腰を落として負荷が増えるようにしました。これもペアで向かい合って実施するように。筋力が弱い選手やキツさに弱い選手は腰の位置が高くなります。ここの部分だと思っています。大臀筋や股関節周辺にきちんとした負荷をかけようと思えばある程度の腰の低さが必要です。しかし、腰を落とすとキツい。そこがどうできるかなのかなと。

たった3種目ですがやってみて良かったなと思っています。それによりこちらとしても気づきがありました。もっと大きいのは選手自身が「これはダメだ」と気づけたこと。いや、あれだけ出来なかったら鈍い選手であっても気づくはずです。逆にここがきちんとできるようになれば大きく変わってくると思います。苦手な練習になると思いますがそれでも継続的に練習に取り入れていきたいと思います。それが間違いなく選手のためになる。

私が気づくことよりも選手自身が「出来ない」と感じることが大きい。やってみないと分からないことがたくさんあるのだと思いました。これは今後の指導に大きくプラスになるなと感じています。こういう気づきが自分を成長させてくれる。私も選手も。

30分程度のトレーニングでしたが価値ある時間となりました。まーこれはあくまで「アップ」ですが(笑)。2時間しか練習できない中でな30分です。選手はかなり股関節に来ていましたし汗だくでした。ここから本番なのですか。

以後の事はまた別に書きます。貴重な練習だったと思いますね。
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