kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

長めの距離を走る

2016-11-17 | 陸上競技
続き。

よく分からないのですが書いていたら話があちこちに飛んでしまいます。相変わらずですね。それでも書いておかないと忘れてしまうので。補強系をしっかりと入れたいという記事を書きました。もう一度、「がむしゃらに強くなる」という部分を意識していきたいと思っています。股関節中心のサーキットは20分程度とのこと。うーん、そんなにかかるのかな?分からない部分が多々ありますから仕方ないのかもしれませんが。

1時間過ぎて私が練習に到着した時にはチューブ5歩でした。土のグランドですからどうしても下が緩くなります。こうなるとパワーを使って走らなければいけなくなる。定期的にタータンの上で走れるようにしていきたいなとは思っていますがなかなか。チューブ5歩が終了した時点で「トゥトレ」を実施。これも感覚的なものなのですが「動き始めのスムーズさ」を生み出したいなと思って最近導入しています。もちろん正解かどうかはわかりません(笑)。加速段階の動きを意識した練習を金曜日に入れています。その部分を意識した動きを強制的にやってみると面白いのではないかと。

冬の間には「基礎づくり」をする。そのためスパイクを履かずスピードレベルを落としてしっかりと走る。こういうパターンの学校もあると聞いています。本当にそれがいい練習なのかどうかは分かりません。私はシーズン通してスパイクを履きます。最大スピードを出すことが大切だと思っているからです。トゥトレなんかは「冬にやったら危ない」と言われるかもしれません。その根拠は多分ないと思います。冬の間だって全力で走れるのだから関係ない。これによって毎回肉離れする選手が出るのであれば「危険」と言えるのかもしれませんが出たことはありません。関係ないと思っています。

冬の間はなかなかスピードが出なくなる危険性があります。せっかく上げたスピードを落としてしまうのはもったいないと思っています。だからこそ日々全力で走る。もちろん、最大スピードを出すためには「疲れがない状態」が必要なのだと思いますが(笑)。だからこそ無理やりにでもスピードを出す。今回は最初の5歩の部分しか引っ張っていません。これも感覚的なもの。最初の足運びをしっかりとやりたいのだからそれだけで良いかなと。先週の水曜日は疲労でまったく走れなかったとのことでしたがある程度は動くようになっていました。やはり「慣れ」というのは重要ですね。

そこから並走と30&60。最大スピードを意識した練習です。それほど多くはありませんがやはりスピード練習はしっかりとやっておきたい。女子は不安定な部分があります。何人かは疲れるとまったく走れない。並走をするとついていけなくなります。だからといってスピードレベルを落として練習をするのは違うかなと思っています。渡らなかったらそこまでのこと。自分の調子を理解して相手とコミュニケーションをとれるかどうか。これも競技には必要だと思っています。

そこからはグランドの外のほうを使って走練習。土曜日と同じにしました。距離的に120mよりも長くなるように設定。タイヤ引きで2本、タイヤなしで1本。これを3セット。多分それほど多くはないのではないかと思っています。分かりませんが。前日にトレーニングをフルでやっています。この疲労はかなりのものかなと。それでも金曜日から天候が崩れるとの予報になっているので走れるときにしっかりと走っておきたい。最低でも週に2回は走りたい。その中で野球部にお願いして外側を走らせてもらうことにしました。

前回と比べると走りが崩れなくなってきたかなと思っています。もちろん一朝一夕に変化が生まれるとは思っていません。それでも練習を重ねる中で少しずつ変化が生まれてくることが理想です。ここ最近は男女混合で走るようにしています。女子同士だとなんとなく「力関係」を自分たちで決めてしまう感じがあるので。女子は常に先頭で男子から逃げる。ある程度のハンデをつけながらですが。

長い距離でのタイヤ引き。これはかなり重視しています。この練習が最後まで維持できるようになればかなり強くなります。細かい部分もしっかりと指摘していますが「走る中でつかむこと」もあると思っています。頭でっかちになってあれこれ言ってばかりではなく「がむしゃらに走る」ことの中で自分たちが理解することもある。そう思います。もちろん、そのためには近くであれこれい言い続けなければいけません。きついからと言ってスピードを緩める選手はいませんが、疲れてくると「走るだけ」になってしまいがちです。後半部分の動きの意識は重要。徹底です。よく走れるようになっていたかなと思います。

足の痛みがある者は「動きを意識できるレベルのスピード」で60mを延々と走らせました。元々足が流れて回ってしまう走りです。その部分を改善しなければまた足に痛みが出ます。そうならないようにスピードをコントロールしながら走らせました。全力で走ることができないのであればそれに見合うだけの練習をする。必要なことだと思います。他の者が走っている。その部分をきちんと考えながら自分にできることを最大限にやってもらいたいです。

最後にハムストリングの補強をして終わり。やはりこういう部分で自分自身が甘くなっていたなと思います。徹底的にやる。この部分がこれまで上手くいっていたときにはできていました。選手の問題というよりは私自身の「覚悟」の問題だと思います。選手は言われたメニューをやっている。本当はもう少しやったほうがいいのに私が「大丈夫だろう」と思っていた。ここを私自身が抜け出さなければいけないのです。

自分自身が「覚悟」を持って臨みたいと思います。最後は誰のためになるのか。ここですね。私の評価云々は興味ありません。最後に選手が強くなれば・・・という部分です。しっかりとやっていきたいと思います。
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補強をやっていきたい

2016-11-17 | 陸上競技
水曜日、比較的暖かい日でした。寒いかな?と思っていたのですが朝練の段階から汗をかくくらいの気候。毎回これくらいだとやりやすいのですが。今後の日程表を見てみると案外時間がないなという感じです。11月は来週までしか本格的な練習はできません。しっかりと負荷をかけておかなければいけません。あっという間に冬期練習が終わってしまうのではないかという感じですね。

この日はしっかりと走ることにしていました。週末は天候がわるく練習ができません。外で走るというのがかなり難しい状況です。月曜日も屋外で走る練習が出来ていません。慌てるつもりはありませんがこの部分は難しいですね。やはり走る練習をしないというのは。雪国のことを考えたらかなり恵まれているとは思います。それでも今後のことを考えると走りたい(笑)

練習の最初に補強を入れることにしました。股関節周辺の補強はやはりしっかりと入れておきたい。前任校では毎回サーキットなどをやっていました。ある程度の意識レベルにならなければ負荷がかかりません。昨年度最初の段階で取り入れてみましたがきちんとした負荷にならなかったので諦めました。トレーニングの日を設けていますがやはり補強は毎日やっても良いなと感じています。3時間の練習の中でやりたいことを全てやるのは難しいですができることはやっていきたい。

月曜日に行った股関節周りの補強中心部。私は会議だったのである程度のメニューを作っておいて実施させました。サーキット形式でやっていきました。股関節回し前後、ハードルリズムスキップピラミッド、セラバンドのカニ歩き&前後。これを2セット。体幹のトレーニングが不足する部分があるのでこの辺りももう少し考えて行かなければいけないかもしれません。ここの部分がもう一工夫出来ればかなりの成果を生み出せるのではないかと思います。

毎回思うのですがこういう部分の正解は分かりません。しかし、適当に補強をするのではなく意図的な補強を取り入れて行くのは必要だと。腹筋背筋をやる練習が不足している気がしています。寝転がっての体幹補強が減ってきている気はします。それほど重視していなかったという部分があるのはあるのですが。極端に減ってきている感じがあるのでここはもう一度見直しが必要になるかなという気はしています。

練習の精査。いつの間にかやらなくなっている練習がある。どうしてもドリルなどの時間を多く取ってしまうのでトレーニングや昔ながらの走り込みなどが不足していきます。科学的?という気はそれほどありませんがどうしても「動きの変化」などがあるとこちらも楽しくなります。地味な練習よりはこの手の練習の方が見ていて面白いですからね。そう考えるとやはり冷静な目で見て行く必要があります。まだまだ足りません。

内転筋などはトレーニングに入れていますが本当であれば毎日強化していかなければいけない部分だと思います。股関節周りの強化ばかりに気を取られて内転筋などの部分が多少疎かになってしまっている気はします。これは自分でも分かっているので上手く取り入れていかなければいけないなという感じですね。

走る前にやってしまったら疲れて走れなくなるのではないか?!そんな雰囲気もありますがその中でもやるべき事をきちんとやるという姿勢は必要不可欠です。多少疲労していたとしても出来ないことはない。逆に疲れているからこそ普段より意識しないと動きが作れないという部分もあります。もっと工夫をしていかなければいけないなと改めて感じます。

ん?何だかメインの話になるまでにグダグダ書いていますね(笑)。長くなってきたのでこの辺りで一旦区切ります(笑)。トレーニングについて考えると色々と面白いなーと感じます。
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