庭の一角に植えていた「ほうずき」が色づき始めました。
ほうずきを見ると思い出すのは
小学校の低学年の頃からだったか?
ほうずきの袋を口でブーブーと鳴らす遊びです。
真っ赤に実ったほうずきを乾燥させて
カラカラになった頃に使います。
表面の袋を裂いてひっくり返し
種が入っている丸い実を、ていねいにもんでやわらかくして
茎のところを、これまたていねいに種の袋が破けないようにそうっと
ぐりぐりしながら剥していくんです。
すると、中の種とほろ苦い甘酸っぱい汁が出てきて
それを食べながら、実の中の種や汁を袋を破かないように
ぜ~んぶ出すと出来上がりです。
その、ほうずきの袋を口の中にいれ
舌と歯と唇をうま~く使って、空気を入れたり出したりで
ブーブーと鳴らして遊んだものです。
種を取るまでも時間がかかりましたし、口で鳴らし始めてからも
しば~らく遊べるので、楽しかったですね。
ていねいにやらないと失敗するし
みんな真剣でした。
だれが一番早くできるかとかを競ったり
「いっせいにブーってならそうよ!」とか
おならのような音に大笑いしたり、遊び方も工夫したものでした。
言葉での説明は難しいですね。
これだけでは分からないかな?
今年は、誰かに伝授しておこうかなぁ・・・