数日前の話です。
じいちゃんの友人が
「鯨の肉って食べたことがないのだが、買って来てみたので調理方法を教えてくれ」
ってことで、鯨の肉を家の分も買ってきてくれたのです。
私だって・・・昔は食べたものの調理法に自信はないのに・・・
半解凍で切っては見たものの・・・腰が引けておりました。
じいちゃんは、いとも簡単に
「天ぷらにすればいいよ。天ぷらだよ!粉を付けてさ!」と言う。
いう通り天ぷら粉をいつもの天ぷらの様に衣を作って
その中に、鯨の肉を放り込んで、揚げ始めました。
鯨の肉は、冷凍保存でしたので
解凍がだいぶ進んでいる状態から調理開始でした。
・・・が、白いてんぷら粉の中に、鯨の血がしみだして衣が赤く染まって
何んとも・・・気持ち悪いのが先に立って
途中で、放り投げたい気分になってしまいました。
とにかく火を良く通さねば・・・と思いなおして
揚げすぎるほど、揚げてしまいました。
こんな感じで、食べることは出来ました。しかし・・・
まずくはなかったのですが、揚げすぎて硬いし失敗に終わった感じです。
じいちゃんは、うまいと言ってましたが
歯の悪いじいちゃんですから、うまい訳はないのに
友人に気を遣ってのことだったのでしょう。
てなわけで、鯨肉の調理は二度とすることはなと思ったわけです。
多分、血抜きとか?やるのかなぁ・・・?
鯨肉調理についての予備知識も得ないままに、始めちゃったことが反省です。
昔、昭和の時代、鯨肉はずいぶん食べた記憶があります。
今は、多分高価なものだと思うと
もったいなかったし、友人にも申し訳なかった
失敗談でした。<m(__)m>
それを含めて、今更ながらググってみたら
やっぱり、血抜きは必須のようでした。
今頃調べたって遅いのに・・・
なぜ、あの時、調べなかったんでしょうね。
多分じいちゃんが、天ぷら天ぷらって、自信ありげに言うからだったかも・・・
どうぞ皆さん、カンレの二の舞はしませんように・・・
「知らないものの調理の際は、検索が先!」
自分に言い聞かせたのでした。