皆様こんにちは、矢本です。
3月末に名古屋に転居いたしました。
住居や食べ物も安いし、人は親切だし、良いところだと感じています。
方言もほとんどないので、会話では違和感がありません。
東京から離れるのは初めてですが、今のところ気に入っています。
この場を借りて着任のご挨拶もちょっとだけ。
4月1日に着任いたしました。
運営管理と研究開発戦略を加えて、診断士養成課程の実務指導や企業研修も担当します。
どちらかというと実務に軸足を置いた仕事ですので、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
中央支部の活動も継続します。
さて、4月1日、出勤初日にいきなり入学式に参加しましたので、今日はその感想を少々お伝えします。
教員としてアカデミックガウンと四角の帽子を着用しました。自分の学位授与式でも着なかったガウンです(笑)。
全教員80名位が正面のひな壇にガウンを着てずらーと座ります。式典ですから形が大事です。
出席者は、やはり新入生以上に父兄の数が多い様子でした。
父兄に大学を知ってもらう大切な式典ですから、演出がとても工夫されていました。
たぶん有名大学ならそれほど力をいれなくてもよいのでしょうが。
会場には海外の提携校の国旗と学校旗が沢山掲げられ、
レッドカーペットが正面ひな壇まで敷き詰められています。
吹奏楽部員と応援団は音楽と演出を担当します。国歌と校歌斉唱は卒業生のプロの声楽家が担当します。
来賓では、提携の海外の有名大学の学長がスピーチします。
手作りの努力の印象を与えることもあえて意識した立派な式典でした。
演出だけではなく、スピーチや進行も良くて、
・スピーチの内容は平易でわかりやすい(もちろん心構えや学生への期待の話ですが)。
・インパクトあるメッセージ1-3つくらいが、繰り返されている(この程度しか頭に残らない)。
・プロトコール(儀典手順)の重要な部分が明確(入退場の順番、立ち位置なども)。
などなど、大事な要素が揃っていたと感じました。
かなり大学の頑張りが伝わったと思います。私が父兄なら、安心・信頼するだろうと思いました。
新入生もずっと真面目に聴いていてよい顔していましたし、参加した父兄は目に涙を浮かべている人もいました。
儀式というのは上手にやるととても印象深いものですね。
・・・ガウンを着てひな壇に座って見渡しながら、改めて感じた次第です。