市場が半分

私事ですが、近々、久しぶりにスキーをすることになりました。
せっかくなので、ビジネスの視点から振り返ってみます。

スキー人口は、1994年ころの3400万人を境に減少し、
2002年には半分(1650万人)になっています。
数年前に蔵王に行ったとき、
かつては当たり前だった、
ロープウェイの乗車まちが、ほとんどなかったので、
実際はさらに縮小している可能性があります。

十年で市場が半分に減った例としては、
ゲームや音楽CDがあげられます。
いずれも、大衆娯楽に位置付けられます。
この10年で何があったのか、
良く考えると、
『みんなでひとつのこと』
から、
『各々が好きなことをする』
に変わってきているのを実感します。

お一人様カラオケなる業態が出てきたり、マンガ喫茶が普及したり。

難しい時代になったとも言えますが、
ある意味小回りのきく中小企業にチャンスが回ってきたとも言えるのではないでしょうか。