こんにちは。平川です。
昨年から私が個人的に参加している学びの場に、マザーハウスカレッジ(以下「MHC」)があります。
これは、株式会社マザーハウスの副社長である山崎さんが主宰となり、「Warm Heart + Cool Head」 をコンセプトに、各界で活躍されている経営者の方と、山崎さんが対談形式で進める勉強会です。
この会のコンセプトの意図は、世の中には「Warm Heart」≒情熱・モチベーションを高めていこうとする会や、「Cool Head」≒ ビジネスに特化した会が多く存在するが、この2つの視点で行われている勉強会は限りなく少ないという想いからはじめられたそうです。
そのため、この2つの視点にフォーカスした内容で構成されていて、毎回とても示唆に富むお話で、大変刺激的な会です。
そのMHCに以前参加した際に、「自分のビジョンを言葉にすることの大切さ」について、改めて考えるきっかけがありました。
その経営者の方は、事業をいくつも抱えながら走るもおもうように伸びず、一時は借金まみれになる生活も余儀なくされました。
お金がなく、当時牛丼の松屋で食べている人をみて、「なんでおれより贅沢しているんだ」という精神状態だったと、当時を振り返えり、笑いながらお話されていました。
その中でも、決してあきらめることなく、自分がやるべきこと(使命)を言葉にし、自分を鼓舞するとともに、周りをも味方に変えていったそうです。
つまり、ビジョンを言葉にすることで、自分のやるべきことを明確化し、周りの人へも波及していく効果があるのです。
このビジョンについては、机上の勉強では、いかに大切であるかを学びました。
しかし、自分自身が経営者として活動している今、その重要性を身に染みて感じています。
自分は何がしたいのか?
どうなりたいのか?
どうしていきたいのか?
この問いかけに対する答えを、自分は持ち合わせているのだろうか?
もちろん、私自身、ビジョンがないわけではありませんが、未だ模索している最中というのが正直なところです。
というより、当初思い描いていたことも、日々の忙しさに振り回され、改めて考え直しているという感じです。
オンリーワンのビジョンの策定。
他の誰でもなく、自分自身が納得するためには、日々自分と向き合いながら、深堀りし、肉付けしていくことが重要なのだと感じています。
と同時に、経営資源に乏しい中小企業がいかに人材を惹きつけ、また、拡大していけるかは、この「ビジョンを言葉にすること」がもっとも重要なファクターであると思いました。
私が今、言葉にできるビジョンは何か?
それは、夢を描き、日々孤軍奮闘している中小企業の方の力になれるよう、一緒になってビジョンを描き、実現していける人になりたいと強く思います。
深堀り&肉付けはこれからですので、あしからず…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。