初めまして。稼プロ!23期生の島村康人と申します。
昨年9月、38年勤めた会社を定年退職し個人で仕事を始めました。
「IT活用・DX推進」が専門分野です、と自己紹介しています。
稼プロに入ったのは、コンサルビジネスに必要なスキルを体系的に基礎から学び直そうと考えたからです。
6月24日の第一回講義のテーマは「キャリアビジョン」でした。
私は、現在、東京都中央支部と千葉県の診断士協会の会員です。
中央支部では、お互いを「先生」と呼び合いますが、診断士同士で「先生」と呼び合うことに否定的な意見も、しばしば耳にします。
私は、それぞれがもつスキルに敬意を表す意味で、お互いを「先生」と呼び合うことは良い慣習だと思います。しかし、その一方で、自分については「先生」と呼ばれるほどの高い専門性を有していないと考えています。
長い間会社勤めしてきましたが、組織に順応するには専門性よりも汎用性の方が重宝されると感じてきました。私自身の取り組みの問題ではあるのですが、結局、突き抜けた専門能力を築く事なく定年を迎えました。
今、公的機関からの専門家派遣の仕事をいただくことがありますが、自分は一体何の専門家と言えるのだろう、といつも考えています。IT・DXでは適用領域が広過ぎて、専門家と名乗るにはあまりに抽象的です。
第一回講義の藤田特別講師の、「セルフブランディングは『〇〇だったら□□さん』に尽きる」、という説明に、コンサルビジネスを営む上では正にその答えこそが重要なのだと考えされました。
稼プロで、その答えを出し、専門家としての自分ならではの〇〇分野を定めたいと思います。
これから1年、どうぞよろしくお願いいたします。