皆さん、新年あけましておめでとうございます。24期生の山口です。
今回は、私の3つのブログコンセプトのうち、「診断士として、やりたい領域のネタであること」を意識してみたいと思います。
先日、あるオンラインセミナーを受講しました。目的は、製造業に限らず、中小企業は、売上拡大を図るために、マーケティングや販売支援を望んでいるところが多いのでは?と仮説をたて、マーケティング関連のセミナーを探してみました。探してみると、有料・無料含め色々あるのだなと感心させられました。マーケティングといっても範囲が広いので、どの知識やスキルが自分に必要か見極めていくために、まずは無料セミナーから参加してみようかなと思っていたところ、面白そうなセミナーがあり申し込んでみました。
参加してみたのは、商品企画の手法に関するセミナーです。商品企画もマーケティングの要素の1つであり、ヒットする商品を企画するための手法の紹介と事例も交えたお話でした。
個人的には面白かったです。というのも、現在の会社である製造業に入ったことも、中小企業診断士として製造業の支援にあたりたいと思っていることも、ものづくりが好きであるということがベースであることに加え、世の中の人々に役立つ物を生み出すことに貢献したいという想いがあるからです。
今回、紹介のあった手法の一連のプロセスの中で、個人的に試してみたいと思うものがありました。それは、ヒット商品を生み出すためにどの要素・どの機能を伸ばすべきかを定量的に示す方法です。なかなか定量的に示すことは難しいと思っていたのですが、「コンジョイント分析」というのを行うと定量化できるというものでした。
ご存知の方もいるかもしれませんが、コンジョイント分析は、1960年代に生まれた手法のようで、マーケティング・リサーチ分野で研究が進んだとのことです。統計学的な要素があり難かしそうであり、実際に分析するまでにもかなり事前準備が必要そうなので、直ぐにはできそうにない印象を受けました。ただ、今年、何かの機会で試せないか、少し勉強してみようと思っています。
世の中には、色々と有効な論理的手法や体系化されたプロセスが存在すると思いますが、それぞれ、優位点や得意・不得意の領域があるのだろうと思います。今回は無料セミナーということで、さわりだけでしたので、今後、その他の手法も含め、書籍なども読んだりして比較・試行してみたいと興味が湧きました。
中小企業の中には、自社の強みや技術を活かして新事業や新商品を立ち上げたいという想いを持っているところあるのではと思います。そのような経営者に寄り添い、論理的に説得力のある支援をできるようになりたいと思っており、そのひとつとして商品企画スキルについても、継続して学んで行きたいと思っています。
最後までお読みいただき、有難うございました。
今年はマーケティングというテーマを深く知りたいと思い、オンライン学習をし始めた所ですが、いずれどこかで出会うだろうと覚えておきたいと思います。