こんにちは。
今年度、新たに事務局に加わった22期の浅野です。よろしくお願いします。
養成過程の専門職大学院に、「ささる」という言葉を頻繁に使う先生がいました。前職が技術系だったためか、聞き慣れない言葉でむしろ「傷つく」のようなネガティブな印象があったため、最初は違和感がありました。先生の使い方は、「琴線に触れる」・「心を動かす」というポジティブな意味で、例えば、ささる提案・ささる助言・ささるプレゼン、などです。最近は、すっかり慣れて「ささる言葉を言える診断士」が目指す姿と思うようになりました。
先日稼プロを卒業し、この1年を振り返ると、ゲストスピーカーの方々のお話が自分に「ささる」ことが多かったと改めて思いました。目からウロコという気づきもありましたが、もう少しズシっと重い気づきがあったと感じます。
自分には、志倉さんが最も多く「ささるお話」をしてくれた講師でした。「できるコンサル」と「真のコンサル」はとても印象に残っています。23期の方々も聞く機会があるでしょうから、内容は伏せておきます。
先日の23期の第一回講義で、金岩さんにキャリアビジョンのお話をしていただきました。そこでも「ささる」ところがありました。「自分は読む・聴く・話す・診るのうち、話すのが向いていると思ったので、それを軸にキャリアを積んだ」という点が、自分にささりました。診断士にとって、4つのスキルはどれも大切ですが、軸をどれかに決めるというのが「気づき」でした。
昨年もキャリアビジョンのお話を聞いたのですが、講師の方が違うためか昨年とは異なる気づきがありました。
他の人の振り返りシートを読むと、それぞれの受講者によって「ささる」ポイントが違っていることがわかります。これは、聴く側の問題意識が異なるためなのでしょう。同じ話を聞いているにも関わらず、感じ方が個人によって異なることに驚くことがあります。
23期の方々は、これからいろいろな講師の方々から「ささる」言葉を頂くと思いますし、振り返りシートで同期からさまざまな気づきをもらったりするでしょう。これからが楽しみですね。
自分も、「ささる」提案・プレゼンを提供できるよう頑張ります。そうなれば、いつか稼げるのではないかと思っています。
以上