みなさんこんにちは。
稼プロ!19期の森です。
さて、先日仕事で「福祉の仕事」の面接会を開催しました。
介護・看護・保育の仕事の求人事業所による合同就職面接会です。
ご存知の方は当事者以外まずいらっしゃらないと思いますが、11月11日は「ポッキーの日」であり「介護の日」でもあります。このため毎年全国ハローワークではその前後の週間に「介護デイ」を冠に称した面接会を集中的に開催しています。
国では、介護・運輸・建設・警備を雇用吸収力がある職種として、就職促進に力を入れています。看護・と保育も人手不足ということで併せて人材確保のためのいろいろな施策を展開しています。
とりわけ、介護は年齢層、経験の有無などに関わらない(全くではないですが)幅広い雇用の受け皿となっているため、特に、雇用施策では重点を置かれています。
コロナ禍、特に介護業界は苦しい状況でした。人手不足のうえに、感染防止のための余分な業務も加わり、もちろん、施設内感染が生じてしまえばそれは大事になるのは想像に難くありません。この間は、面接会などのイベントも制限されており、またこうした仕事は施設見学をして決める、というのが割と一般的で、そのプロセスがない(できない)ためのミスマッチによる離職も多かったと聞いています。
そして、先日、4年ぶり?に一切制限のない面接会を開催することができ、求職者の方も予想を大きく超えた(準備した資料が足りなくなってしまうほど)来場者があり、大変盛況な面接会となりました。
いろいろ周知方法の工夫なども行ったとは言え、求職者にその気がなければこんなには来ていただけないので、介護職に対するイメージが少し変わりつつあるのかな、と感慨深いものもありました。平均月6000円の賃金アップの話も直前にあったのは、十分ではないという意見もありますが、多少影響したのではないか思います。
介護現場は、施設によって、就業環境にはとても差があり、その差が何に起因しているのかは、もちろん、設備や用具も重要ですが、やはり人、経営層を含めた人だと思います。
介護事業所の事業理念は、利用者に寄り添ったサービスを提供する、ということはどこも共通すると思いますが、そこに、スタッフも幸せになるということを経営側がどこまで徹底して考えているかが、採用面や人材の定着面において大きな差になっている気がします。
是非、機会があれば一度介護業界のコンサル現場を体験してみたいと思います。
そうですね、私の田舎の島根なんかも確か母子家庭の母などの介護職の移住政策をやっていたように思います。地方は更に成り手不足だろうと思いますね。
杵渕さん
本当にそう思います。国立や自治体の病院のようにある程度公設の施設を作るのも良いのでは、とか思うんですけどね。
永岡さん
今回、本当に参加者が増えて驚きまし。たしかに、介護職セミナーや説明会を開催してもそれなりに集客していて、その兆候は少しありましたが。少しずつでもこの傾向が続くと良いですね。
「いい日、いい日」からとって介護の日になっているんですね。
経営層の姿勢が変われば就業環境も変えられること、なるほどです。介護業界に注目していきたいです。