みなさん、こんにちは。23期 柴田 純一です。
突然ですが、ACT(アクト)ってご存じですか?
私は知らなかったのですが、Acceptance and Commitment Therapy(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の略称で、元々はメンタル系疾患の治療で用いられていたものですが、最近では健康な人々への教育としての活用が増えてきているそうです。
その中で、「バスの乗客ワーク」というというものがあるのでご紹介します。
〜 Quote: バスと乗客の話 〜
私たちは、人生というバスの運転手である。バスの主導権を握るのは、もちろん運転手である。そして、バスには常にたくさんの乗客が乗っている。
この場合、乗客とは、思考・感情・記憶など、さまざまな内的体験を意味する。乗客には、不快なものも多く、色々と大声で意見してくるものも多い。
このような時、運転手には二つの選択肢がある。一つは、乗客と口論を始め、何とか彼らをバスから降ろそうと試みるという方法である。
しかし、乗客と戦っている間、バスは完全に停止してしまう。
もう一つは、乗客が不快であることには変わりないが、彼らに席を与え、過度な注意は与えず、そのまま旅を続けるという方法である。
〜 Unquote 〜
悩み事があると、頭が一杯になり前に進めなくなるので、まずは思考から距離を取ること。
自分の運転しているバスの中を眺め、どのような乗客(思考・感情)が乗っているか観察し、それを受け容れる場所を作ることが大切、というセラピーだそうです。
私の心の中の診断士バスにも、色々な乗客がいます。
「人脈がない」、「今からでは遅い」、「強みがイマイチ」、「愛嬌がない」、「ズボラなお前には向いていない」・・・
皆さんとても五月蠅い乗客たちですが、一旦席に座ってもらって、これからもハンドルを離さずに運転を続けたいと思います。
今回が23期ブログリレー最後の投稿となります。
稼プロ!講師・事務局の皆さま、そして23期同期の愉快な仲間たち、皆さまのお陰で、楽しい1年間のドライブでした。
本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします。
柴田 純一
なるほどなワークですね!! 私も騒がしい乗客を気にしてばかりなので、ブレーキしないで走らせていきます。
いろいろな客がいるが運転を続けることは共感です。自分のバスに乗ってきた乗客との出会いも大切にしたいですね。
愛嬌がないとは思いませんでしたよ。
私も周りのクルマに迷惑にならない運転をしたいものです。
読めば読むほど奥が深い…
今週も安全運転でいきたいものです。