人生100年×AI時代のキャリア

こんにちは。17期の金岩由美子です。

仕事でRPA（Robotic Process Automation）の導入を検討しています。
RPAとは、人間が行った作業を機械に覚えさせ、同じ作業を自動化するというものです。
EXCELのマクロはEXCEL内だけの操作をコマンドとして記憶して自動実行しますが、
RPAは複数のアプリケーションにまたがる操作も記憶し、実行することができます。

今まで人が手作業でやっていた作業をRPAを導入する事で効率化し、
休みや余暇の時間を増やして「人間らしい生活を送る」ようにすると同時に
人間はより付加価値の高い仕事に従事する為です。

まさに「働き方改革」です。
最近、「働き方改革」「人生100年時代」「AI」を関連づける話題をよく耳にします。
リンダ・グラットン氏の『LIFE SHIFT─100年時代の人生戦略』を読まれた方も多いと思います。

100年の人生を生きるためには、人は少なくとも75才から85才まで働かなければならないといいます。
そんななか、単純な仕事はコンピュータが担う世界となる為、自身のワークシフトを考えなければなりません。

必要なのは、“マルチステージの人生”へとシフトすること
その一例として以下の具体的なステージが紹介されています。
* エクスプローラー（探検者）：日常を離れ、新しい人との出会いや旅を通し、世界と自分について新しい発見をするステージ
* インディペンデント・プロデューサー（独立生産者）：組織に雇われず独立した立場で生産的な活動に携わる、またその活動を通して学習するステージ
* ポートフォリオワーカー：複数の仕事やNPO・地域コミュニティでの活動など、異なる種類の活動を同時に行うステージ

私は正に今、「エクスプローラー」のステージにいます。
自分がどういう人間なのか、何を目的として生きるのか
アイデンティティの確立と次の「キャリア」を模索しています。

また、長期間にわたる“マルチステージの人生”を生きるためには、お金のような有形資産だけでなく、
生産性資産（スキルと知識）、変身資産（多様なネットワークや変化に開かれた意思）」といった
「無形資産」を積極的に育んでいくことも大切と紹介されています。

稼プロ！を通して得た、新しい人脈や新しい自分自身との出会いである「無形資産」を大切に
人生100年時代を歩んで行きたいと思います。