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「飲み放題」が我ら(中年)を滅ぼす // おじさんにもお茶のすすめ

2015-11-12 07:00:00 | OB生の近況報告・活動報告
堀江でございます。今回は、最近の雑感を書きます。

はじめに、私はお酒が大好きです。酒に寛容な家庭に育ち、運動部にいたゆえに大量飲酒も慣れていました。「イッキ」が流行語大賞をとった世代です。

さて、ここ5年ほどでしょうか、いろいろな懇親会で「飲み放題」の利用が増えました。はじめはとても楽しかったです。みな笑顔で好きなだけ酔っていました。

ところがある問題に気が付きました。私を含め、40代・50代の男性は、つい飲み過ぎてしまうのです。大いに盛り上がり、翌日は「楽しかった」「また会おう」のメッセージが飛び交うのですが、実のところ、高度で生産的な会話は減りました。ぐっすり眠って何を話したか忘れてしまうのか、飲み会が実際のビジネスにつながることも、以前ほどはなくなった気がします。

年齢とともに体力が衰え、本来なら酒量を適正化すべきなのに、飲み放題につられてどんどん酒を注ぎ合って燃え尽きてしまうからだと思います。学生の頃、限られた酒を奪い合うように飲み飲ませていた悪癖が残ってる。これではいけない。

一方で、大学生や新人など若い人は「飲み放題」ネイティブで育っており、うんとスマートです。大いに飲み酔い騒ぐ場面と、ひかえ目にして会話を楽しむ場面を、うまく切り替えています。いつもハイピッチで飲みっぱなしの私(50代)たちは、若い人にくらべアルコールの誘惑に弱いと反省しています。わが身を滅ぼします。大げさに言えば、飲み放題というシステムが、日本の中年を滅ぼします。

さて、「おじさん同志でもお茶のおすすめ」です。

一年ほど前、旧友に会いアドバイスを請う機会がありました。いつもなら「居酒屋で軽く一杯飲みながら」なのですが、その日はスターバックスで待ち合わせため、まずはグランデを飲みながら話が盛り上がっていきました。そのまま居座ってあっという間に約2時間。頭のエネルギーを使い切りへとへとになり、ラーメンを食べて別れました。アルコール抜き、カフェインで脳をシャープに保った会話は、とても生産的でした。

中年二人で夜にお茶をするなど、寂しいようにも思えます。でもその経験以降、本当に重要なことを話す時は、夜であっても「コーヒー片手」でゆっくりと、も、取り入れるようになりました。レストランと違い、時間を気にせず話し込むことができます。若い人には当然のことなのでしょうが、私たちには新しい発見でした。おすすめします。
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4 コメント

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共感します。 (鴨志田)
2015-11-13 16:11:39
最近、お酒はくつろいで自宅で手料理とともに楽しむものと思うようになりました。歳を重ねるにつれて、お酒の弊害の方が多くなってきているように思います。
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変な時代だけど (富岡淳)
2015-11-13 16:47:57
堀江さん、ブログ興味深く拝読しました。デフレの影響か、
飲み放題とか、大盛り無料とか、ごはんおかわり自由とか、そういうお店が多いです。若い人はいいけど中高年は気をつけなくてはいけません。3ヶ月前からダイエットを始め、体重が7キロ減りました。お酒もなるべく控えています。今感じるのは、いかに飲まないか、いかに食べないかが最高の健康法ということ。変な時代、ありがたい時代だけど。
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勉強になりました! (佐野)
2015-11-13 17:48:42
事務局の佐野です。投稿有難うございます。仰るとおり、飲みながらの会話から大きな成果が上がったケースなんて、ほとんど無いですね。私も50代ですが、最近飲みすぎると記憶を無くすようになりました。こうなると飲むこと自体が全く価値の無い行為になります。一人飲みの場合を除き、複数の方との会合の際は、その目的をきちんと把握して、飲むものの種類・量なんかをプランして、目的が達成できるようクレバーに振舞おうと思いました。むろん、体の為にも、ですね。
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コメントありがとうございます (堀江)
2015-11-19 12:25:20
とはいいながらも、「飲み放題」の看板に心動かされる毎日です。来月は年末の12月、健康的に乗り切れるか自信がありません。
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