こんにちは。17期の金岩由美子です。
私は徳島県出身で、趣味で阿波踊り(笛)をしています。阿波っ子ですが、高円寺にある「江戸っ子連」に所属しています。
先週の経堂から今シーズンの夏祭りがスタートし、明日の茂原、来週の東林間・両国、
そしてお盆の徳島遠征、翌週の南越谷を経て、本拠地である高円寺本番と8月末まで続きます。
私にとって、最もアツイ季節です。(皆さんにとっても暑い季節ですが)
最近では日本全国で阿波踊りが開催されていますが「日本三大阿波踊り」は徳島、高円寺、南越ヶ谷と言われています。
徳島の阿波踊りは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言われる祖先の霊を祀る宗教行事で、400年以上の歴史があります。
子供もお年寄りも墓参りで帰省した人達も「よしこの」リズムに「同じ阿呆なら踊らにゃ損損♪」と浮かれます。
一方、高円寺と南越谷はどちらも起源は「町おこし」です。
高円寺阿波おどりは1957年スタートで、隣町の阿佐ヶ谷で行われている「阿佐ヶ谷七夕まつり」のように高円寺を活気づける為に
商店街の青年部が考え出したのが始まりです。当時は阿波踊りのカタチになっておらず、「ばか踊り」とか呼ばれていたようです。
自分たちが楽しむだけでは町おこしとして集客はできません。そこで、徳島に何度も足を運び、断られても断られても熱心に弟子入りを
依頼し、熱意・本気度が受け入れられて指導を仰げる関係となり、今や徳島に匹敵する規模で観客を魅了しています。
(観客動員数:徳島約130万人、高円寺約120万人、南越谷約60万人)
南越谷阿波踊りはハウスメーカである「中央住宅(ポラス)」の創業者であり徳島出身の中内俊三氏の「地元への恩返し」の
感謝の想いからはじまったようです。HPには「地域とともに成長してきたからこそ、地元に恩返ししたい」とあります。
関係者から聞いた話によると、ここで育った人が戻ってきたいという愛着のある町にする事により住民の定着化をはかり、
地域の住宅着工数を増やすという事業戦略もあったとか。
日本全国、北は山形まで、いろんな町の阿波踊りに招待され遠征しますが、南越谷のお弁当は豪華で本気度が違います。(笑)
地域の繋がりが希釈化している現代において、お祭りや街バル・街ゼミなどを通して地域関係者のコミュニケーション基盤が
構築できる事はすばらしい事だと思います。手段はともあれ、地域が活性化し、日本全体が元気であってほしいと思う盛夏です。
笛を吹かれるとは、これも、特技ですね。ぜひ、お聞きしたいです。
徳島の阿波踊り、一度も見たことがないので見学してみたいものです。
徳島にいらした事があるのですね。
私はもっぱら(笛)吹く阿呆です。笑
ゆうくん>
阿波踊りの2拍子に揺られてビールが最高ですよ!
これから何度も見る機会がありそうですね(^^♪
地元特有の文化が、地元愛につながりますね(^^)
高円寺や南越谷でも阿波踊りで地元愛が生まれているとすると地元が拡大して、兄弟が増えるようで嬉しいです。
お祭りが与える影響力について、一度調査してみたいです。