誰でもできる！初めてのセミナーや研修講師の心理的ハードルを取り払う秘訣

　こんにちは！19期生の土佐林です。21期生のブログリレー6回目の投稿です。2月の私ですが、妻と北京五輪を毎日見て楽しんでいます。アスリートのオリンピックにかける思い、日々の鍛錬の話、緊張への対処法など、メンタルトレーニングの観点でプラスαの学びを得ています。

　今日は、2022年に入り取組始めたセミナーや研修講師の体験について共有したいと思います。診断士活動の中で、私は、主に支部活動や、補助金申請、補助金審査員、執筆が中心で、セミナーや研修講師は、今まで全くと言っていいほど、縁がなかったです。

　診断士として、中央支部国際部に所属していますが、2月に国際部主催の国際派診断士リーダー養成講座のセミナーで登壇の機会をいただきました。経験の少ない若手診断士に研修講師の機会をという趣旨の講座です。企業内勤務の面で、私は電気自動車（以下EVと称す）業界向け、主にリチウムイオン電池に関して機械設備を販売していたことから「EV国際競争で活躍する中小企業」をテーマとしました。セミナーでは、EVと他の燃料車種との違い、EVの2021年度普及状況と2022年の見通し、業界の課題、中小企業の関与事例等、業界の基本的な概要と中小企業の活躍できる分野をお伝えしました。この内容についてのダイジェスト版は、中央支部国際部のグローバルウィンドウというページで、投稿致します。

　セミナーを行う際に、構成をどうするか、非常に悩みました。セミナーや研修講師の経験がない中で、1時間は長い！と思ったことありませんか。私は、心理的ハードルを感じていました。

　そんな中で出会った本が、「超一流の手帳はなぜ空白が多いのか（高塚苑美 SBクリエイティブ）」です。私は、手帳が趣味であり、手帳術の研究目的で読んだのですが、セミナーなどで「15分を一つのストーリーで組み立てる」という話が本書にありました。60分のセミナーならば、15分×4本、120分のセミナーならば、15分×8本です。今回のセミナーは、15分×4本を意識して組み立てました。15分ならば、稼プロ！で15分話した経験があり、おかげで、ぐっと心理的ハードルを下げて当日を迎えることができたのです。

　企業勤務の側面では、昨年4月から営業管理部という与信管理、法務部的な部署へ異動となりました。こちらの部門では、研修講師を担当します。不思議なことで、同じ2月に、今度は、2時間の研修講師を行いました。既存のプログラムはあるのですが、今回も15分×8本で、構成を考えて臨みました。新入社員向けなので、表現をかみ砕いて説明するなど、説明のやり方に課題は残りましたが、セミナーをやることへの苦手意識がなくなりました。

　今年は不思議なことに3月に30分のセミナー1本、4月に20分のセミナーをやる予定です。予定にはなかったのですが、今年は、セミナーや研修講師も積極的にチャレンジしていきたいと思いました。

　私のように、1～２時間のセミナー講師、研修講師を行う際にハードルが高いという思い込みがありましたら、15分を1テーマで考えてはいかがでしょうか。講師業の心理的ハードルがぐっと下がるかと思います。

初めてのセミナー、研修講師の私の経験を共有致します。最後までお読みいただきありがとうございました。

土佐林義孝