こんばんは、服部です。
私の会社では、前年度に新設された「いい会社にする」という経営理念を受け、「カンパニーイノベーションプログラム」と銘打って従業員から「会社が活性化するアイディア」を募集しており、10月末に最終回である第3回目の募集が終わりました。
こういった取組みは、会社としては確か初めてのことです。
従業員は、まずアイデアの概要やターゲット、想定コストなどを記載する、A4で1枚程度の「エントリーシート」で応募します。
各回の締切後、事務局による1次審査が行われ、審査を通過したアイデアについては、2次審査として社長や管理職向けにプレゼンテーションを行います。
そして今年12月、忘年会の場で入選者が表彰される、というスケジュールです。入選者には報奨金もあります。
私は審査員ではありませんので、社内全体でどのくらいの数の応募があり、またどのようなアイデアが出てきているのかは分かりませんが、私の周辺で知っている限りでは少なくとも3件の応募があり、うち2件が1次審査を通過し、2次審査に臨んでいるとのことでした(採用されなかった1件は「ゆるキャラを作る」、だったようですが)。
その中のアイデアを1つ紹介します。それは「従業員のお子さん向け職場体験実施」という案でした。
「自分の子どもは、自分がどんな仕事をしているかを分かっていない」ことを実感したのが、このアイデアにつながったとのことでした。
特にシステム開発という仕事は、例えばビルや製品を作るのとは異なり、”物ではないモノ”を作っていますので、それも理解されにくい要因の1つです。
このアイデアでは実施案として、大きく「パソコンで名刺を作る」「その名刺で名刺交換をする」「会議室で会議をする」という体験を通じて自社がどんな会社かを知ってもらう、というものでした。
プレゼンテーション資料をレビューさせてもらえる機会があり、「対象年齢層を想定し、それに合った実施内容を考えること」「どういうステップを踏んで実施していくのかを明確にすること」を提言させてもらいました。
一方、私はというと、ギリギリ10月末に以下の2件のアイデアを提出しました。
1)「一緒に仕事をしている協力会社の方々にも自社イベントに参加してもらおう」案 ……協力会社との関係強化、社内の企画力アップ
2)「社内で業務知識勉強会を実施しよう」案……以前ブログ内で報告した社内研修の応用編
「時期尚早」が不採用理由の1つにもなるという噂も聞こえてはいますが、結果はいかに。
#私は自身のアイデアの採用よりも、従業員が日頃、会社にそして仕事に対してどのようなことを想い、それをどのように解決すれば良いと考えているのか、そちらの方に興味があります。 もしチャンスがあれば、惜しくも入選しなかったアイデアを見てみたいと思っています。
社内での勉強会は、始業前の方が効果的かもしれませんね・・・。そういう会社を知っています。勉強会というより、研修に近いのですが、選抜メンバーで、始業前に行っているという企業です。
また、この続きを聞かせてくださいますか?
あとは、入選後にそのアイデアをいかにして実行していくかですね。
みんなでアイデアを出したけど実行せずに終わりましたではもったいないですから。
提出した2つのアイデア、採用されるといいですね。