みなさま、こんにちは。
稼プロ!事務局(23期生)の南です。
突然ですが、私はここ数年、NHK 大河ドラマを欠かさず見ています。年末の紅白歌合戦と共に、毎年視聴率の低下を、まるで鬼の首を取ったように各マスコミ・Webメディア)で取り上げられるアレです。
【NHK大河ドラマ(Wikipediaより)】:1963年度から放送されているNHKによる歴史ドラマシリーズの総称。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
私(40代後半)が最初にはまったのは「武田信玄(88年:主演 中井貴一/平均視聴率39.2%」でした。「春日局(89年:大原麗子/32.4%)」と戦国物が続き、当時小学生で歴史好きだった私は、親と一緒に日曜夜の家族団らんで見ていた記憶があります。
他にも、「秀吉(96年:竹中直人/30.5%)」「利家とまつ(02年:唐沢利明・松嶋菜々子/22.1%)」「龍馬伝(10年:福山雅治/18.7%)」あたりは好きでした。
そんな”年によっては見たり見なかったり”程度だった私が、2019年から2024年まで6作品(「いだてん〜東京オリムピック噺〜(19年:中村勘九郎・阿部サダヲ/地上波8.2%)」「麒麟がくる(20~21年:長谷川博己/14.4%)」「青天を衝け(21年:吉沢亮/14.1%)」「鎌倉殿の13人(22年:小栗旬/12.7%)」「どうする家康(23年:松本潤/11.2%)」「光る君へ(24年:吉高由里子/10.7%)」を皆勤視聴しており、2025年の「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜(横浜流星)」でも連続視聴記録を更新中です(理由は正直自分でも分かりません)。
低視聴率化を揶揄される大河ドラマですが、私も実はTVではほとんど見ていません。インターネット配信サービスNHKプラスで、見たい時(正確には次回の放送日まで)にスマホでも見られます。若者のTV離れが叫ばれますが、放送局も配信チャネルのマルチ化を進めており、TV装置がなくても、インターネットでも見られるわけです。さらにいくつかのCSでも配信されており(有料だが配信期限なし。過去の作品も視聴可能)、もう”日曜20時のお楽しみ”にとどまらないコンテンツになっています。
もう一点の大河ドラマあるあるは、どこまで”真実か”論争ですかね。視聴率低下を揶揄されながらも、ネット記事のコメント欄では、”史実と違う!けしからん!“、”ドラマなのだから脚色の範囲だ”の論争でよく盛り上がります。なんだかんだ言っても、注目している人は多いのですね。
大河ドラマといえば、舞台となったゆかりの地とのタイアップも有名ですが、インターネット経由で世界に配信している現在では、インバウンドへの訴求コンテンツにもなり得ますよね。大河ドラマの舞台となったXXXに行ってみたい!と世界中から”渋い”ファンが集まりそう
最近は、Netflixが放送局の数倍の予算で配信専用ドラマ作成しており、もはや製作予算的に対抗できるのは大河ドラマくらいかもしれません(大河ドラマは1話約7,000万円で、通常ドラマの2倍以上とのこと。Netflixは1話1億円超えも・・・)。
日本の誇る大河ドラマが、世界的コンテンツに昇華することを夢見つつ、今年度の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜/UNBOUND(英語タイトル)」を毎週楽しみにしています。奇しくも江戸のメディア王こと蔦屋重三郎の物語です。
ちなみに、大河ドラマの題字も過去を遡ると面白いです。2022〜2023とロゴになってしまい、知人の書家は悲しんでいましたが、また題字に戻ったようですね。書家の1つのステータス・憧れみたいです、大河の題字は。
https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0010732