鍛造TKです
過日自宅で、とあるTV番組を観ていました。2010年サッカーワールドカップ南アフリカ大会 日本対パラグアイでのPK戦でゴールを外したK選手およびその家族が、マスコミ、世間からひどいバッシングをうけたというものでした。もちろん、マスコミが面白おかしく煽ったり、無責任なネット書き込みが背景にあります。
私達の社会や企業には、失敗を許さない(許しにくい)土壌があるのでしょうか? やはり 他人の不幸は蜜の味?
思い起こせば、北京オリンピック野球では、落球したG選手への非難。つい先日のWBSCプレミア12の韓国戦采配。
学術界ではSTAP研究のOさん(背景には様々なことがあるようですが)。 ある時は、天まで持ち上げ、そして思い切り叩きつける。
過日のラグビーワールドカップも、負けて当然の中、南アフリカに勝った(勝ててしまった)ので、瞬時にスーパースター。
柔道のように勝って当然と思われてしまう世界と、そうでない場合という違いはあるにせよ。
このような現象は例外なのでしょうか、日本独特なのでしょうか。
進学、就職・収入、結婚、色々な場面で失敗だ成功だの評価をうけてしまいます。
失敗を許さない文化、失敗を避けるには挑戦しないのが安全、そして3シグマの小さな金太郎飴的社会
家内から一言。大人が不合理ないじめをしているのに、子供のいじめを制することができるの?
勤務先ではChallenge, risk taking, out of the box thinkingなど声高にいわれますが、そこにいる人の心にどこまで落ちているのか?
自分への反省も込めて