こんにちは、松田越百(まつだ・こすも)です。
一部の皆さんはご存知のように、私はかなり近い将来に独立すべく準備中です。実は先日、有力営業パートナーとの交渉が不調に終わり、かなりのダメージが加わった状態なのですが、「それでもいいから、もうやっちまうか!」という気分ではあります。とはいえ数年前から「経営コンサルタントとして独立したい」とうわ言のように言っていた状況からすると、独立にかなり近づいてきたとは言えると思います。
独立準備の過程で思った事を書いてみます。
1. 動き出すと意外と早い
独立するのは12月末を予定していますが、実際には大きな意思決定は10月の初旬には済ませていました。今年の春から活動を始めて、都合約6ヶ月の活動で、独立を決めた --- 人によって捉え方は違うかもしれませんが、私の感想は「意外と早く片付いたな」です。
それまで数年に渡って、ぼんやりした願望だけを持ち続けた期間が長かっただけに余計にそう感じます。
2. 思考と行動、両方とも大切
当たり前の事ではあるのですが、思考することも、行動することも両方とも大切です。
自分の強みは何なのか、どうすれば自分にマッチする顧客にリーチできるのか、どんなサービスを展開するのか --- 選択肢は無数にあり、それらがぼんやりしたままでは、行動が具体化できませんし、自分の気持ちも高まりません。やはり思考することは大切です。
しかし、思考が煮詰まった時には、思い切って行動してみることも有効です。人間どうしても視野狭窄に陥ってしまいがちなので、そういう時には、敢えて自分の守備範囲外と思われる分野で行動してみるのも、状況を打開するのに有効だと思いました。
3. 人脈は指数的に広がる
色々な勉強会に参加したり、知人に人を紹介して貰って人脈を作ってゆくわけですが、人脈の総量は指数的に拡大してゆく、というのが私の感触です。
もちろん、自分と直接接点がある人は、自分の行動量に比例してしか増えないのですが、その人達が自分に共感してくれれば、更に彼らの知り合いを紹介してくれます。例えば、1人の人に30人の知り合いがいるとすれば、知り合いの知り合いは900人もいることになります。第一階層の30人との関係を丹念に再構築して、自分がやろうとしている事を理解して貰えば、第二階層の900人の方々にリーチすることができるのです。
なんて偉そうに書いてしまいましたが、「独立なんて到底無理なんだろうな。ダメ元で活動してみるか」という当初の状態からすれば、この半年で大きく進歩しました(ちなみにこれ、経営コンサルタントが顧客のモヤモヤした悩みを解決する過程と似てますよね)。
まだまだ挑戦はこれからになりますが、独立準備で気づいたこれらのことが、今後もきっと役立つだろうと思っています。