あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2023年水無月蝶人映画劇場その2

2023-06-12 09:58:58 | Weblog

 

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3317~21

 

1)ルイ・ガレル監督の「パリの恋人たち」

製作は2019年。どっちの男の子を妊娠したかが分からんけど、とりあえず主人公といきなり別れてしまう女て、どうよ? 

 

2)ルドルフ・ウォン・デン・ベルク監督の「ナチスの愛したフェルメール」

フェルメールなどの贋作をナチのゲーリングに売りつけた絵描きの、2016年の自伝映画。贋作しか描けない哀れな画家の孤独と絶望!

 

3)リキーノ・ヴィスコンテイ監督の「郵便配達は二度ベルを鳴らす」

ケイン原作の1943年の2度目の映画化で、ヴィスコンテイの処女作だが、郵便配達も、過激な性描写なども、ない。

 

4)スパイク・リー監督の「アメリカン・ユートピア」

2019年にスタートして世界ツアーに出かけるはずが、コロナ騒動で不発に終わった、しかし完成度の高いディヴィッド・ヴァーンとその一味によるNYハドソンシアターにおける極上のライヴの2020年の記録なり。

 

5)セバスティアン・レリオ監督の「グロリアの青春」

パウリーナ・ガルシアが、楽しい第2の青春を満喫する2013年のおはなしずら。

 

   川縁の小さな家に住んでいた楚々たる佳人突如越したり 蝶人

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