Destroy! (MOJO Magazine) / Various Artists (2008)
最近珍しくあまり音楽CDを購入していなかったが、久しぶりにMOJO誌2008年7月号付録でロンドン・パンク特集のこのコンピCDを購入。タイトルの「Destroy」は当時のパンク・ファッションの象徴でもある破れたTシャツのロゴでも有名な語句で、もちろんジョニー・ロットン(Johnny Rotton)=ジョン・ライドン(John Lydon)が着用していたヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)デザインのもの。ロンドン・パンクの象徴的イメージとも言える。パンクの連中にロートル扱いされていたミック・ジャガー(Mick Jagger)も粋がって78年ツアーで着ていたっけ(笑)。ジャケットの女性、通称キャット・ウーマンはピストルズ(The Sex Pistols)の親衛隊の1人(だったはず)。
ピストルズ(The Sex Pistols)やクラッシュ(The Clash)に代表される有名どころよりちょっと外れたラインナップがこのコンピCDの魅力。世間一般で言うと名が通っていたとは言えないかもしれないが、どの面子もロンドン・パンクを語る上で欠かすことの出来ない重要なバンドばかりだ。ここに収録されている曲はシングルが重要だったパンク・ムーブメントを象徴するかのように、シングルA面、あるいはB面で光っていた曲ばかり。自分が所有しているパンクのシングル盤に収録されている曲が半分以上だったので懐かしいやら、嬉しいやら。珍しい曲がある訳ではないがついつい購入してしまった。
01 Generation X ? Wild Youth
02 The Adverts ? Bored Teenagers
03 Sham 69 ? I Don't Wanna
04 The Vibrators ? London Girls
05 The Boys ? I Don't Care
06 Johnny Thunders & The Heartbreakers ? One Track Mind
07 Wire ? Lowdown
08 X-Ray Spex ? I Am A Cliche
09 Television Personalities ? Where's Bill Grundy Now?
10 Angelic Upstarts ? The Murder Of Liddle Towers
11 Alternative TV ? Action Time Vision
12 Eater ? Outside View
13 U.K. Subs ? C.I.D.
14 Johnny Moped ? No-One
15 The Prefects ? Things In General
オークションにて購入(¥458)