多治見市に本店がある中華そばの「大石家」。こちら可児店は本店と違い、ラーメン屋らしからぬ和風の大きな門構え。暖簾付きの門をくぐって石段を上がり、店内へ。こちらの品書きは本店と同じく「中華そば」と「ライス」のみ。その他は、それぞれの具が多くなるチャーシュー麺とメンマ麺だけと潔い。本店ほどではないがこちらもいつ入っても盛況だ。本店同様厨房は広く、店内はテーブル席と小上がり席がある。1人だったのでテーブル席に腰を下ろして、中華そばの並を注文した。チャーシュー以外はシンプルな醤油味だからか年輩の客も多い。お湯割りという比較珍しい作り方で作られるらしいが、確かめたことはない。以前は素っ気ないというか、ドライな接客であまりいい感じはしなかったが、久しぶりに来てみるとそんな印象は受けなかった。
しばらくして中華そばの並が運ばれた。具はチャーシュー、メンマ、葱、蒲鉾というラインナップ。麺は中細のちぢれ麺。何と言ってもチャーシューの存在感がすごい。かなり厚みがある大きなチャーシューが4枚。しっかり煮込まれて柔らかくなっているが、ある程度の噛み応えも残しているのがいい。チャーシューだけ持ち帰りしている人も。話によると本店の方がチャーシューの大きさや盛りはいいらしいが、自分はいつも間があって正確に比較出来るほど覚えていない。どっちにしろ大したことない差だ(と思う)。するすると啜っていける麺の合間にチャーシューにかぶりつく。一緒にライスを注文している人が多いのが分かる気がするなァ(しないけど)。すぐに待ちが出るほど客が入って来たので席を立った。(勘定は¥800)
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↓ 可児市兼山町にある「兼山歴史民俗資料館(旧・兼山小学校)」(明治18年・1885・建造)。千鳥破風の玄関上の鬼瓦の造形が見事。
↓ 校舎が傾斜地に建っているので正面玄関側は2階建てだが、裏にまわると3階建て。堂々たる建物だ。
中華そば 大石家可児店
岐阜県可児市広見1302-31
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