Hank Mobley with Donald Byrd and Lee Morgan / Hank Mobley (1957)
「訳も分からずブルーノートのアルバムを激安で買っちゃったよ」シリーズ第10弾は、「Hank Bobley Sextet」として知られる面々の1957年発表のアルバム。パーソネルは、
Hank Mobley - tenor saxophone
Donald Byrd - trumpet
Lee Morgan - trumpet
Horace Silver - piano
Paul Chambers - bass
Charlie Persip - drums
という、ジャズに大して詳しくない自分でも名前を知っている有名ミュージシャン勢揃い、といったとても豪華な連中。もう誰がリーダーか分からないくらい。ジャケットを見ても、アルバム・タイトルを見ても、まるで3巨頭が同格のような扱いだし、残り3人も演奏では充分に同格の扱い。さすがに出だしはちょっと古臭さを感じさせる(当然だ、60年前だもの)。それぞれがテーマを中心として軽快にソロを連ねていくが、アップテンポな曲で流れるように繋いでいく演奏はスリリングで、かっこいい。正直リーダーのモブレーのテナー・サックスが一番地味かもしれないが、その音色は角が取れて気持ちいい。4は”Mobleymania”という曲名が面白い。収録曲の作曲は全てモブレーだが、自分で付けるか?こんな曲名(笑)。
中古店にて購入(¥180)
- CD (2004/12/8)
- Disc : 1
- Format: Limited Edition
- Label : EMIミュージック・ジャパン