この日は珍しく丸の内の和食の店で仕事関係の人達と食事。自分は接待される側だったので楽ちん。もちろん堅苦しいものではなく、ざっくばらんに酒でもということで選ばれた店。堀川沿いにあり、もうすぐ西は那古野町。タクシーで乗りつけ店の中へ。案内されたのはカウンターの奥にある天井の低いちょっと変わったしつらえの個室。上は洒落たロフト状になっているようだ。潜るといった感じで席に滑り込む。最初はお決まりのビールから。付き出しにはホタルイカなどが置かれた。店名から、静岡県や静岡の料理にちなんでいるのかなと思ったが特にそういうことはなさそう。
ビールを飲み干すとすぐに日本酒に。こちらの店は鳥取県の「諏訪酒造」の日本酒に特化しているようで、同酒造のいくつかの銘柄が並ぶ。相手は自分が日本酒好きだと知っているので、どうせ全部飲むんだからと(笑)、端から注文していった。いただいた銘柄は「諏訪泉」「満点星」「富田」などなど。続いて出された刺身や天ぷら、煮魚などと順番に味わっていく。同じ蔵だからか、どの酒もそんなに大きく傾向が違うようには感じなかったが、それぞれ旨い(←どうせ他の蔵でも旨いと言うに決まっている)。まだ夜は冷えるので燗もつけてもらった。
この日は自分より年上の人も、年下の人も居たが、総じてみなさん頭(かしら)付きの魚の食べ方が下手。ある意味贅沢なのかもしれないし、自分が意地汚いだけかもしれないが、残った身の置き方、特に頭周りの食べ方が気になってしょうがない。この季節は新入社員の姿も多くて初々しいが、若い諸君、魚の食べ方(残し方)はその人の「性格」と「なり」が現れるから要注意ですヨ(あくまでもスマートにね。いつまでも突いていても逆効果)。最後には握り寿司がいくつかとアイスクリームが出て、了。御馳走様でした。
魚和食 浜菜虎 (はまなこ)
愛知県名古屋市中区丸の内1-6-12 丸の内FORTビル B1
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