新栄で創業が大正9年(1920)という麺処「柳屋」へ。もうすぐ100年と言う歴史の店だ。店先にはサンプルが並べられており、どちらかというと蕎麦の種物が多かったかな。短い暖簾をくぐり店に入ると奥が調理場になっていて、手前の土間にテーブル席が並んでいる。横には小上がりも。まだ早い時間とあってゆっくりとした時間が流れる店内には先客が1組のみ。建物は特に古くはなさそう。ご夫婦(多分)でやっていらっしゃって店内はきちっと綺麗にされている。軽くにしておきたかったので風情ある筆書きで書かれた品書きの中から「きしめん」を選ぶも、この日はきしめんが無いそう。で、品書き先頭の「うどん」に変更。
しばらくして丼ぶりに入った「うどん」と刻みネギが入った小皿が置かれた。いい出汁の香り。うどんには最初からワカメが入っている。つゆはやや甘め。まるできしめんのつゆのようにも感じる。うどんの茹で加減は柔め。のど越しの良いうどんとつゆを交互に口に運び、時々ネギを足したりしていただいた。次は煮込み系のうどんか、蕎麦をいただいてみようかな。(勘定は¥400)
手打めん処 柳屋
愛知県名古屋市中区新栄2-9-28
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