ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

DAVIDHEROESBOWIE (MOJO Magazine) / Various Artists

2019年08月17日 | 雑誌付録CD

英音楽雑誌「MOJO」の2015年2月号の付録CDは「DAVIDHEROESBOWIE」と題されたボウイ(David Bowie)が影響を受けたアーティストを集めたコンピレーション盤。副題は”The Artists That Influenced David Bowie”。つまりボウイにとっての”ヒーローズ”。MOJO誌らしいアートワークのこだわりは、RCA時代の1976年と1981年にそれぞれ発売したベスト盤「CHANGESONEBOWIE」(写真下左)、「CHANGESTWOBOWIE」(写真下右)に準じて文字間のスペースを省き、ボウイが若かりし頃の写真を採用。

 

中身のCDのレーベル面(写真下左)は、これまたRCA時代(写真下右)のフォントを使用して似せるという凝りよう。こういうのって「それが?」と言われたらお終いだが(笑)、少なくとも当時舐めるようにジャケットやレコードを眺めていた元音楽少年にとっては思わずニンマリしてしまう好ポイント。

 

肝心の中身は、ボウイがカヴァーした曲(07,08,14,15 etc...)はもちろん、影響を公言していたアーティストなどを収録。同世代のアーティストではブルーズやR&B、50年代のR&Rなどの影響がよく語られるが、同じイギリス出身でもボウイの場合ちょっとヴォーカル・ジャズ、ポップス、それにヨーロッパ音楽寄りなのが興味深い。バンドも組んでいたが、基本的にソロ・アーティストだし、演劇的な表現が多いボウイならではという感じだろうか。レコード時代はこういうコンピ盤は皆無だったし(あったとしても調達不能)、1曲聴くためにアルバムを購入したり、カセットテープに録音して自分独自の編集盤を作ったりして探求したものだが、本当にお手軽な時代になった。ま、そのCDでさえもどんどん需要は減少していっている訳だが…。ボウイ・ファンならお勧め。 

  • 01 Little Richard - The Girl Can't Help It
  • 02 Chuck Berry - Almost Grown
  • 03 Bobby Bland - I Pity The Fool
  • 04 Ronnie Ross Quintet - Smoke Gets In Your Eyes
  • 05 Frank Sinatra - Bewitched, Bothered & Bewildered
  • 06 Jacques Brel - La Mort
  • 07 Lotte Lenya - Alabama Song
  • 08 Nina Simone - Wild Is The Wind
  • 09 Nat King Cole - Nature Boy
  • 10 Billy Fury - Wondrous Place
  • 11 Anthony Newley - What Kind Of Fool Am I?
  • 12 The Flares - Foot Stomping
  • 13 Vince Taylor And His Playboys - Jet Black Machine
  • 14 The Yardbirds - Shapes Of Things
  • 15 The Pretty Things - Rosalyn
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たこ八 @岐阜県岐阜市

2019年08月17日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の柳ヶ瀬商店街にあるたこ焼き屋「たこ八」。いつからあるかは知らないが、ずっと前からある。短髪のお母さんが1人でやっていて、いつも店の横に出したテーブルと椅子に誰かしらが座って缶ビールなどをやっている光景は空気のよう。周りは日中でも閉めてしまった店ばかりなので、この店だけポツンと残った感じ。ただこの店も現在は週末の昼間しか営業していない様子。いつも通り過ぎるだけなのでこの日は購入してみた。ひょっとすると以前に買って食べたことがあるかもしれないが記憶はおぼろげ。お母さんに告げると保温箱の中から出来上がりのたこ焼きを手渡してくれる。「横で食べるよ。」と告げるとジョッキに氷水を入れて出してくれた。

本当はビールをいきたいところだけれど乗物があるので我慢。店頭にビールとは書いてないがきっとお母さんに言えば出してくれるのだろう。たこ焼きは全部で8個。ソースも鰹節もかかっておらず、表面は揚げ焼きと言っていいくらいの感じ。箸でつまむと中はトロトロ。キャベツが少し入っているかな。シンプルに出汁の味を楽しむタイプのたこ焼き。今でこそ色々な種類のたこ焼きがあるが、昔はこういうタイプってこの地方では珍しかったんじゃないかな。中のタコも今となっては”大たこ焼”と謳うほどには大きくないけれど、演歌のインストを聴きながらサクッと美味しくいただいた。(勘定は¥500)

 


 

↓ 真砂町の忠節通り沿いにある建物(建築詳細不明)。全然古い建物ではないが、壁面高く造られた飾りが昭和っぽくて素敵。電話の看板があるのでそちら関係の建物だったのかな。

 

 


 

たこ八

岐阜県岐阜市柳ケ瀬通3-16

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ たこはち 柳ヶ瀬商店街 アーケード 柳ヶ瀬名物 たこやき たこ焼 みたらしだんご 近代建築 )

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