岐阜県関市にある中華料理の「わかたけ」へ。店は幹線道路沿いにある大きな建物で駐車場も広いが、中華料理屋っぽくない素っ気ない外観なので知っていないと意外と入りづらいかも。創業年は分からないが、同じ市内の出来町に中華料理「若竹」があるので、そちらからの分店だろう。自分もそのつもりで店を選んだ。店に入ると先客は4組も。メニューを見ると「オムライス」や「カツ丼」もある昔ながらの中華料理屋。まずは瓶ビールと「ぎょうざ」をお願いした。すぐにビール(アサヒスーパードライ)が運ばれた。枝豆が付いているのが嬉しい。かなり暑い日だったが店内の冷房がいまひとつ効いていないのが、キンキンの冷たいビールを流し込んでいる身にはちょうどいい(笑)。
しばらくして「ぎょうざ」が登場。こちらの系列の餃子はほぼ揚げ餃子といっていいカリカリに甘酢餡がかかっているのが基本。餡は7つの餃子が浸かるほど多め。他所ではあまりこういう餃子には出会わないが(「揚げ餃子」と称していれば別)、これがまた旨い。熱々を口に放り込んでいく。でも一般的な餃子をイメージしてこれが出てきたらビックリするだろうなァ。ちょうど昼時ではあったが次から次へと後客が入ってくる。ここがそんなに人気の店だとは思わなかった。後回しになると難儀なのであわてて「天津飯」を追加。あっという間に出来上がり、優しい風味のスープ付きで運ばれた。「天津飯」は”白い”。大抵どこの町の中華料理屋や、大陸系の中華料理屋でも醤油餡で出てくることが多いが、こちらは塩餡。本店の方の「天津飯」がそうだったので昔はよく食べたのだが、いつ頃からか餡の色付きが濃くなってしまい注文するのを止めてしまっていた。こちらは”昔の”本店譲りの出来上がりで懐かしさがこみ上げてくる。コレコレ。玉子もふわふわ。具材はチャーシューの切れ端と蒲鉾くらいで、味付けも淡いので何てことないのだが、好き。(勘定は¥1,400)
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↓ ありがたいことに縁あって毎年関市の納涼花火大会は打ち上げ場所のすぐ横(下?)で見させてもらっている。花火の破片や火の粉が飛んできたり、近過ぎて首が疲れるのがアレだが(笑)、今年も酷暑の中、無事に堪能させてもらった。最近は地方の花火大会でも仕掛けあり音楽ありで間断無く続く立派なものだ(昔は”間”が長かった)。
中華レストラン わかたけ
岐阜県関市神明町1-2-10
( 関 せき 若竹 わかたけ中華レストラン 中華 中国料理 ラーメン あんかけ餃子 関市民花火大会 )