ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

わかたけ @岐阜県関市

2019年08月20日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県関市にある中華料理の「わかたけ」へ。店は幹線道路沿いにある大きな建物で駐車場も広いが、中華料理屋っぽくない素っ気ない外観なので知っていないと意外と入りづらいかも。創業年は分からないが、同じ市内の出来町に中華料理「若竹」があるので、そちらからの分店だろう。自分もそのつもりで店を選んだ。店に入ると先客は4組も。メニューを見ると「オムライス」や「カツ丼」もある昔ながらの中華料理屋。まずは瓶ビールと「ぎょうざ」をお願いした。すぐにビール(アサヒスーパードライ)が運ばれた。枝豆が付いているのが嬉しい。かなり暑い日だったが店内の冷房がいまひとつ効いていないのが、キンキンの冷たいビールを流し込んでいる身にはちょうどいい(笑)。

しばらくして「ぎょうざ」が登場。こちらの系列の餃子はほぼ揚げ餃子といっていいカリカリに甘酢餡がかかっているのが基本。餡は7つの餃子が浸かるほど多め。他所ではあまりこういう餃子には出会わないが(「揚げ餃子」と称していれば別)、これがまた旨い。熱々を口に放り込んでいく。でも一般的な餃子をイメージしてこれが出てきたらビックリするだろうなァ。ちょうど昼時ではあったが次から次へと後客が入ってくる。ここがそんなに人気の店だとは思わなかった。後回しになると難儀なのであわてて「天津飯」を追加。あっという間に出来上がり、優しい風味のスープ付きで運ばれた。「天津飯」は”白い”。大抵どこの町の中華料理屋や、大陸系の中華料理屋でも醤油餡で出てくることが多いが、こちらは塩餡。本店の方の「天津飯」がそうだったので昔はよく食べたのだが、いつ頃からか餡の色付きが濃くなってしまい注文するのを止めてしまっていた。こちらは”昔の”本店譲りの出来上がりで懐かしさがこみ上げてくる。コレコレ。玉子もふわふわ。具材はチャーシューの切れ端と蒲鉾くらいで、味付けも淡いので何てことないのだが、好き。(勘定は¥1,400)

本店の記事はこちら

この後の記事はこちら (2)(3)(4

 


 

↓ ありがたいことに縁あって毎年関市の納涼花火大会は打ち上げ場所のすぐ横(下?)で見させてもらっている。花火の破片や火の粉が飛んできたり、近過ぎて首が疲れるのがアレだが(笑)、今年も酷暑の中、無事に堪能させてもらった。最近は地方の花火大会でも仕掛けあり音楽ありで間断無く続く立派なものだ(昔は”間”が長かった)。

 

 

 

 


 

中華レストラン わかたけ

岐阜県関市神明町1-2-10

 

( 関 せき 若竹 わかたけ中華レストラン 中華 中国料理 ラーメン  あんかけ餃子 関市民花火大会 ) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稚加榮 @福岡県北九州市

2019年08月20日 | 福岡県

北九州市への取引先との研修旅行。夕食は団体で小倉駅から程近い料亭「稚加榮(ちかえ)」へ。団体旅行では多人数なので大広間のあるこういう店が選ばれることが多い。雨のそぼ降る中、宿泊先から徒歩で店まで向かう。店は昭和36年(1961)創業で博多の店が最初らしい。元々は鶏料理店だったのだとか。店内には大きな生簀もあるそうだ。傘と靴を預けて階上の大広間へ。畳敷きの広間には椅子席が並んでいる。最近は和室でも椅子で宴会をすることが多くなった。女性は正座しなくてもいいから助かるだろうな。団体旅行では近くに誰が座るかで、あと2時間の運命が決まるが(笑)、この日は面識のある人と向かい合わせに。自分よりもずっと年上だし、隣もご婦人なので少々気を使いながらビールで乾杯し、並べられたご馳走をいただく。

前菜、椀物と無難なものが出され、お造りは真鯛とさざえ。氷の上に並べられた大鉢が運ばれる。見かけがよく配膳も楽なので店には好都合だろうが、面識の浅い人と共有するのでどう箸をつけるか厄介なもの(笑)。刺身に合わせて日本酒をいただくが、徳利で運ばれたので銘柄はよく分からなかった。洋風なものを挟み、先程刺身で出た真鯛のあらが”あら炊き”として登場。九州らしい少し甘めの醤油味。こういう骨廻りは大好物なので酒が進む。この後には揚げ物が出て、最後は「鯛ごはん」と味噌汁で終わり。甘味はわらび餅。大きく印象に残る皿は多くないが、そつのない料理で美味しくいただくことが出来た。この日の参加者の中には泥酔者や厄介者もおらず、終止和やかに歓談が終了した。

 


 

↓ 門司港周辺散策の続き。坂の上に堂々と建つ木造3階建ての旧料亭「三宜楼」(昭和6年・1931・建造)。現在はあの「春帆楼」が茶寮と称して料理を提供しているようだ。内部も見学出来るそうだが時間が許さない…。道路から見上げて終了。残念。

 

 


 

博多料亭 稚加榮 小倉店

福岡県北九州市小倉北区堺町1-4-26

 

( 北九州 きたきゅうしゅう 小倉 こくら ちかえ 稚加栄 稚加榮小倉店 料亭 和食 日本料理 鯛 タイ 鯛料理 近代建築 さんきろう 春帆楼 しゅんぱんろう )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする