ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

スパゲッ亭 チャオ @愛知県豊橋市

2020年12月20日 | 愛知県(三河)

豊橋では絶大な人気を誇り、市民のソウルフードとも言われる存在だと聞いたことがある「スパゲッ亭・チャオ」。地元で40年以上の歴史があるのだとか。紛らわしいが名古屋市内に多店舗展開するあんかけスパのチェーン店「スパゲティハウス・チャオ」とは全く違う店だそう。本店は駅前のビルの2階にある。階段を上がって中に入ると広い店内にはステンドグラスの天井や花柄のソファーが並ぶ昭和クラシックな雰囲気。コロナ禍とあってか席は間引いてあるようだが、それでも午後2時半という遅い時間であってもほぼ席が埋まる盛況ぶり。給仕は若い女性ばかり4人もが動き回っている。メニューを眺め、店名を冠した「チャオ」(ポークピカタと粉チーズ)という品に決定。遠征先で食べ過ぎ気味なので”Sサイズ”(50円引)で注文した。ちなみに鉄板で提供してもらうと50円アップなのだとか。

しばらくして平皿に盛られた「チャオ」が到着。さすがにSサイズ(180g)は小さい。薄切り肉に玉子を漬けて焼いてあるポークピカタは四角いのが4枚が麺の上ののっていて、ソースは麺の上ではなく手前に流しかけてある。とろみは片栗粉で付けてあるそうだ。ピカタの上には粉チーズとパセリ。下に隠れる太麺は軟らかい茹で加減。これはあんかけスパの店では当たり前の仕様。たっぷりの野菜をペースト状になるまで煮込んだというソースは辛いが、よくあるような胡椒辛さは強くなく、だんだんとピリピリしてくる程度。どうしてこの「チャオ」には粉チーズが最初からかかっているのか(しかもピカタの上に)分からないが、太麺にソースを絡ませつついただいた。自分はこれでも結構色んな店のあんかけスパを食べているつもりだが、それぞれ違うソースの味も全然覚えられないし、いまだに大好物とまでは言えない自分の中で不思議な位置にある料理。それでもこちらのソースはちょっと気に入ったかも。(勘定は¥865)

 

 


 

↓ 朝も早くから路面電車(豊鉄市内線)に乗って終点の赤岩口まで。やっぱり路面電車で知らない街を走るって楽しいナ。さすがに休日のこの時間にこちら方面に乗る客は居ない。

↓ 登録有形文化財に指定されている「豊橋市上水道施設・小鷹野浄水場旧ポンプ室」(昭和4年・1929・建造)。屋根縁部分の装飾が素敵。同じく登録有形文化財に指定されている丘の上の「小鷹野浄水場緩速ろ過池」等までは進入出来ず。

 

 

 


 

スパゲッ亭 チャオ 本店

愛知県豊橋市広小路1-45(OGIYA 2F)

 

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コメント (2)
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