久しぶりに岐阜市加納にある「だんごや」へ。ごくシンプルな店名だが、その歴史は江戸時代末期にまで遡ることが出来るという長い歴史を持つ店。この辺りは旧中山道「加納宿」に当たり、この店も街道沿いにある。かつては往来の旅客に団子を提供したのだろう。車を停めて店に入るとあちらこちらに厳しいコロナ対策の貼紙が。さてと見回してみても、ガラスショーケースの中には「大福餅」と「おはぎ」があるくらいで他の菓子は空っぽ。午後の遅い時間だったのでもう売り切れてしまっていただろうか。そこで「大福餅」と焼き置いてあった「だんご」をお願いした。少量なので簡単な紙袋に入れてもらうだけでよかったが、「だんご」は1本でも包んでくれ、ちゃんとビニール袋にも入れてくれた。申し訳ない。
車に戻って少し走らせてから別の場所で包みを開ける。こちらの「だんご」は”みたらし団子”ではなく醤油団子。冷めてはいたがまだ硬くはなっていない。生醤油のみを塗ってあるらしくキリッとしているし、香り良く旨いが、まだ焼きたてには当たったことがない。いつ頃焼くのか知りたいナ。「大福餅」は家に帰ってからいただいた。少し時間が経ってしまったので皮は買ったばかりの状態ではなかったが、それでも軟らかく、控えめな甘さのあんこが旨い。次こそは団子の焼きたてを。(勘定はだんご¥85/個、大福餅¥115/個)
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だんごや
岐阜県岐阜市加納八幡町6
( 岐阜 ぎふ 加納 かのう 茶所 茶所駅 団子 みたらしだんご しょうゆだんご 和菓子 もち 大福もち 中仙道 老舗 )