1979-1983 / Bauhaus (1986)
ピーター・マーフィー(Peter Murphy)率いるバウハウス(Bauhaus)のCD初期に出されたベスト盤を購入。元々はアナログ2枚組で発売され、CD化に際して1枚物になった模様。現在はパッケージも新たにCD2枚組になっているようだ。パンクのシングルを発売し、ラーカーズ(The Lurkers)やゲイリー・ニューマン(Gary Newman)のチューブウェイ・アーミー(Tubeway Army)を擁していたインディー・レーベル「beggers' banquet」からの作品群。彼らを聴いてみようと思ったのは、以前にピーター・マーフィーがナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)のトレント・レズナー(Trent Reznor)とコラボしたのを聴いていたから(→結局は正式な作品としては発売されなかったはず)。本当はニュー・ウェーヴ好きにとって名盤として知られるバンドの最初期のオリジナル・アルバム2枚から聴いてみようとずっと思っていたんだけれど、思っていただけで四半世紀も過ぎてしまった(笑)。
初期のCDだからか何だかちょっと音が良くない気がするが、ピーター・マーフィーの特徴ある歌声が強く印象に残るダークな雰囲気の曲群。特に一般的に知られるヒット曲も無く、暗くダウナーな雰囲気を纏った異質な存在だと記憶していた若い頃の印象とそう変わらない。カヴァー曲がT・レックス(T Rex)とボウイ(David Bowie)っていうのからするとルーツはこの辺にあるのかな。近年は”ゴス・ロック”、”ゴシック・ロック”なんて呼ばれるジャンルがあるけれど、彼らの現役当時はそういうジャンル分けは無く、ひとくくりに”ニュー・ウェーヴ”、ちょっと詳しくても”ポスト・パンク”と呼ばれるくらいだった。オリジナル・アルバムを買うか迷うナ…(←迷ったら多分買う)。
ん? 同じCDをレビューしてる…(汗)。
(購入価格失念)
- Label : 日本コロムビア
- ASIN : B005WJ621A
- Disc : 1