以前からずっと気になっていた高蔵のバス停前、大津通沿いにある中華料理の「李苑」へ。こちら日曜休みの店なのでなかなか機会が無かったが、ある祝日の昼に店の前を通ったら中から鍋を振る音が聞こえてきたので思い切って入ってみることに。入口の横に小さな小さな”営業中”の札が出ていた。何といってもヤブレガサのこの外観だし、店頭のガラスショーケースは曇っていて中は見えないしで、まあまあ外食の経験が多い自分でも扉を開けるのにちょっとだけ勇気が要る(苦笑)。中に入るとテーブル席が2つ、カウンター席は未使用状態、壁際に小さな小上がり席もあるがこちらも…。という訳でテーブル席に腰掛ける。鍋振りの音がしていたわりに先客は無し。あの外観から想像するとどんな怖い主人が出てきても驚かないが、ご高齢の物腰丁寧な主人が1人でやっていらっしゃる。卓上にあった”御献立表”を眺める。どれも値付けがビックリするぐらい安い。時が止まっている? 壁にはランチのセット物も書いてあるが、そちらもビックリするぐらいの安値。でも麺類の気分ではなかったので「炒飯」と「餃子」をお願いする。すると主人が「餃子はやってない。」と…。献立表にあっても今はやっていない品があるようだ。
あれ、鍋振りの音してたかな?というぐらいあっという間に「炒飯」が完成。「炒飯」は八角形の白い皿にまん丸に盛られていて脇に紅生姜が添えてある。量はさほど多くない。炒めてすこし茶色に色付いたごはんの上に錦糸玉子がのせられているのが珍しい。椀になみなみと入ったスープ付き。銘の入ったレンゲでいただく。お、旨い。具材は少なめだが味付けは濃過ぎず、いい感じ。スープはこちらにも錦糸玉子と刻みネギが入っている。味付けはかなり薄味。あっという間に平らげたので勘定をお願いすると、古い献立表通りの安値(ちなみに柳麺は¥300)。時間が昭和50年代で止まっている。この日は運転があったのでビールがあるかどうか訊かなかったが、ここで呑めたら面白そうだなァ(※)。(勘定は¥400)
※再訪時に尋ねたら「やってない」そうです。
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李苑
愛知県名古屋市熱田区外土居町9-30
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