店の外観は思い切り昭和な感じだが、令和の今でもいつも客の車が絶えることの無い人気ラーメン店、愛知県一宮市の「一冨士」。創業はいつ頃か知らないが、元は屋台からだとか。この日も店前の多くない駐車場はひっきりなしに車が出たり入ったり。店の前まで来ると運良く1台出たので滑り込ませた。店に入るともちろんほとんど満席だが、外向きのカウンター席に空きはあったのですぐに着席。店内のテーブル席は6つ程と意外に広くない。「ラーメン」と「ぎょうざ」をお願いした。親子かどうかは知らないが、主人らしき年配の男性と若い男性、それに給仕の女性の3人体制。
しばらくして「ラーメン」が登場。チャーシューが3枚ものって、他には細メンマ、刻みネギ、四角い海苔。スープは鶏ガラ中心だろうか、すっきりとした醤油味。麺は細縮れ。啜るといい具合にスープを持ち上げてくれるが、昨今のラーメンのように旨味は強過ぎず、スルスルといただける。少しテーブルコショーを振ったりも。これでこの値段は立派。冬とはいえ南向きの窓から入ってくる強い日差しと熱いスープで額に汗が噴き出てきた。後から運ばれた「ぎょうざ」は6つ。ちょっと皮が硬めのタイプ。しっかりと焼き目が付いていていい感じ。平らげると自分の後にも待ちが出ていたのですばやく席を立って勘定してもらう。次は60円しか値段が違わない「特製ラーメン」にしてみようか。(勘定は¥990)
一冨士
愛知県一宮市羽衣1-2-13
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