ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Islands / King Crimson

2023年02月10日 | プログレッシヴ・ロック

Islands / King Crimson (1971)

1971年発表のキング・クリムゾン(King Crimson)の4作目のオリジナル・アルバム。まだにわかの自分はこの頃のクリムゾンの事は全然知らなかったし、アルバム・ジャケットに覚えも無かった。レコード屋でプログレのコーナーなんて漁ったこと無かったもんなァ。当時のラインナップは、フリップ(Robert Fripp, Gt.)、ピート・シンフィールド(Peter Sinfield, Words)、メル・コリンズ(Mel Collins, Fl. Sax)、ボズ・バレル(Boz Burrell, Vo. Ba.)、イアン・ウォーレス(Ian Wallace, Drs.)という布陣。他にベーシストが参加する予定だったそうだがキャンセルになり、急遽ボズ・バレルにベースを弾くよう特訓したのだとか。元々ギターを弾いていたとはいえ何たる要請。けれど受ける方も受ける方だな(笑)。

歌詞担当は変わらずシンフィールド。この時期のクリムゾンにありがちだが、キャッチーなシングル向けの曲がある訳でなし、彼の世界観は聖書とかギリシャ神話に馴染みが薄い東洋人にはなかなかしっくりこないし、いわゆるコンセプト・アルバムとも違うようなのでなかなか全体の特徴は掴み辛い。このアルバムの曲は長く演奏されなかったようだが、近年になって何度も演奏されている。確かにアルバムでも大活躍しているメル・コリンズがいる現行の布陣にはピッタリとハマっているし、実際ライヴ音源を聴いてもなかなかかっこいい。ただしこのアルバム発表後、デビューから一緒だった歌詞担当のシンフィールドが解雇され、フリップと対立した他の3人も契約が残っていたツアー後に辞め、解散が決まったそうだ。

ネット・ショップにて購入(¥760)

  • レーベル ‏ : ‎ ヴァージン・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B015S5PTT8
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
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いぶカフェ @岐阜県美濃加茂市 (3)

2023年02月10日 | 岐阜県(中濃)

飛騨方面にドライブに行った際、朝早く家を出て朝食がてら立ち寄ったのは岐阜県美濃加茂市の伊深(いぶか)町にある「いぶカフェ」。自分は何度も利用しているが妻は初めて。うちは外で朝食(喫茶店のモーニング・サービス等)を摂る習慣が無いので朝から2人でってなかなか新鮮な体験。好天の下、かつて役場だった建物をリノヴェーションした店に到着。中に入ってみるとテーブルはほぼ満席の盛況ぶり。ほんの少しだけ待って空いたテーブル席に腰を下ろした。2人でやっているようだったが調理に忙しく、注文を訊くのも遅れがちだ。自分は「ジビエドッグセット」を「キリマンジャロ」で、妻は「トーストセット」を「カフェラテ」でお願いした。

まだ出ていない先客も居たので覚悟はしていたがなかなか配膳されない。随分時間が経って先にコーヒーだけ届いたが、自分の注文したコーヒーと違っている。普通ならそれでいいよと言ってあげたいところだが、自分があまり得意でない「本日のコーヒー:ベトナムコーヒー」だったのでさすがにヨシとは言えず、さらに時間がかかることに。結局30分以上かかって全てが揃った。トレイにのって運ばれた「ジビエドッグセット」は、鹿ソーセージを使ったホットドッグ、ゆで玉子、千切りキャベツ、スパ、ヨーグルトというラインナップ。ホットドッグ以外は全て冷製。少しトーストしてあるバンズに少し硬めの食感のソーセージ。ケチャップとマスタードが最初からかけてあるので肉のクセはそう強く感じない。旨いんだけれど、せっかくのジビエ、そういう風味をしっかり味わいたい自分としてはケチャップが邪魔。シンプルにブラウン・マスタードと玉ねぎかピクルスぐらいでいいのに。もちろんこういうのは好事家と大衆受けの狭間で大衆寄りにしなくちゃいけないジレンマもよく分かるんだけれど。(勘定知らず)

以前の記事はこちら (1)(2

 

 

いぶカフェ

岐阜県美濃加茂市伊深町895

 

( 美濃加茂 みのかも 伊深 いぶか 喫茶 カフェ ジビエ ジビエ料理 モーニング レストラン 近代建築 国登録有形文化財 )

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