滋賀県彦根市の住宅街の中にあるレストラン「コウゲ」へ。創業は40年以上前になるらしい。こちら以前から散策の途中で気になっていた店。だが盛りが凄いことで有名で、メディア等でも紹介されることが多いというのは後から知った。それ目当てなのか店の前を通るたびにバイクが何台も停まっていたりする。この日は食べる気満々で店を訪れた。店前の駐車場はいっぱいだったので、最近出来たという近くの別の駐車場に車を停めて店内へ。店は年季の入った昭和喫茶店風情。テーブル席が3つにカウンター席が8席ほどとこじんまりとしているが、バイトの女性給仕は2名も居る。カウンター席に腰掛けメニューを眺めるも、ブックマークしていた頃と比べてメニューが少なくなっているようだ。迷ったが店名を冠した「コウゲ定食(ミンチカツ+イタリアンスパ)」を注文。ライスは「少なめで」とお願いした。けれど先客に運ばれていくライスの漫画みたいな盛りを見て「やっぱりライスは半分で」と日和った(笑)。
しばらくして盆にのって運ばれた「コウゲ定食」は、丸い鉄板の上にスパゲッティが盛られ、その上にどーんと大きなミンチカツがのっている。別皿にデミグラスソース。ライスはプラスチック丼にたっぷり大盛り。これで半分とは…。この他に千切りキャベツの入った小鉢、味噌汁が付く。ミンチカツはふわっとした口当たり。デミグラスソースを付けたり、卓上のブルドッグ中濃ソースを使ったりしてライスが進んでいく。スパゲッティは玉子敷きの東海地方仕様。もちろんタバスコと粉チーズも用意されている。ハムが使ってあり、酸味の強くないケチャップを使ってあるのでやや甘口に感じる。ライスを半分にした甲斐があってオッサンでもしっかりと完食(半分にしていなかったら夜は抜きだったろう)。それでも客席を見回すと男性でも残してギブ・アップしている様子の人が居る。もちろん事前情報があって来ているのだろうからけしからん。食べ切れない量は注文するな、もしくは意地でも残さず平らげろっ(←ライス半分にしといて言うか)。※ちなみに食べ切れない量は持ち帰り可のようです(勘定は¥1,500)
↓ 鳥居本町にある「成宮家住宅主屋」(明治36年・1903・建造)◇。旧中山道の鳥居本宿の街道沿いにある町家。虫籠窓がある漆喰塗りの建物。この地方の典型的な町家だとか。確かに通りには同様の建物が点在している。国の登録有形文化財に指定。
↓ 「成宮家」のすぐ向かいにある「旧・庄屋住長(すみちょう)新家」(建築詳細不明)◇。玄関口が現代的に改装されている現役の一般住宅。令和の時代にこういう建物に住むのはどんな感じなんだろう(苦労が多いことは想像出来るが…)。
↓ 同じく鳥居本町にある「百々(どど)家住宅主屋(そば処 百百百百)」(文政13年-慶応2年・1830-1867・建造)◇。現在は「百百百百(どどもも)」という蕎麦屋になっている。食べていこうかと思っていたが、待ちが出ていたので次の機会に。こちらも国登録有形文化財に指定。
コウゲ (kouge)
滋賀県彦根市城町2-5-43
( 滋賀 しが 彦根 ひこね こうげ 喫茶レストラン 洋食 定食 スパゲッティー 大盛 デカ盛 中仙道 宿場町 鳥居本宿 国登録有形文化財 むしこまど )
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