ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

サンチョ @滋賀県彦根市

2024年08月15日 | 滋賀県

滋賀県彦根市の城下町を散策。とは言ってもこの日は車移動だったので一方通行が多いし、道が狭すぎて3ナンバーでは目的の建物までたどり着けないことも多々あって難儀した。何度も来ているけどやっぱりこういう所は自転車が1番だなァ。帰り際に休憩がてら寄ったのは喫茶店「サンチョ」。店のすぐ横は彦根城のお濠。緑の借景もあって駐車場も完備。店内は一部天井が高くなってシャンデリアがぶら下がっていたり、店名通りちょっとスパニッシュを意識していて、年季が入った椅子やテーブルがいい感じ。メニューは「ドン・キホーテ」の絵本に手書きのものが貼り付けてある。お願いしたのは「ケーキセット。「ブレンド」(コーヒー)と「ガトーショコラ」で注文した。

現役の振り子時計が2台、ちょっと時間差でボーンボーンと鳴った頃、大きな白いプレートにケーキが盛られ運ばれた。チョコレート・ソースがかけられ生クリームがトッピング。脇にオレンジ、バナナ、キウイが添えてある。コーヒーは東海地方(→色濃く、味も濃いめ)と違ってすっきりとした色と味わいのもの。ガトーショコラはしっかりとした重量感がある。ケーキはチーズケーキと2種類だったが手作りなのかな。甘いのを少しづつ口に入れながらコーヒーをいただいた。日曜の昼下がり、暑くても彦根城の南側は観光客でごった返していたが、さすがにここまでは歩いて来ないようで地元の方数人がまったりとしている。ものの15分で休憩は終わり。帰るとしよう。(勘定は¥900)

 

 


 

↓ 昔は下魚屋町という町名だった城町にある「旧・広田家住宅」(安永7年頃・1778・建造)。「納屋七」という屋号の魚問屋だったのだそう。建物の隣に小さな祠があったが、こっちの方では屋根には載せないんだね。彦根市指定文化財。

 

 

↓ 彦根本町の辻にある「上野家住宅主屋」(文政13年~慶応3年頃・1830~1868・建造)。この辺りは彦根城の築城に当たって造られた城下町なのだそう。建物のある曲がった道は「くいちがい」と呼ばれ、城の防御で見通しを悪くするために意図的に造られた通りなのだとか。国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

↓ 彦根の城下町から多賀大社のある多賀町へ移動。そちらの敏満寺という地域にある「小菅医院」(建築詳細不明)。医院はドイツ壁のハイカラな洋館で、入口の斜めの押し棒なんかもいい感じ。すぐ向こうに格子戸の日本家屋という対比も面白い。

 

 

 

↓ 同じく敏満寺にある「敏満寺公民館(敏満寺会議所)」(建築詳細不明)。味のある集会所だが、大きいので元は学校の校舎か何かだったかな。建物について調べていたら、近々建て替えの話が進んでいるようだ。

 

 

 


 

 

喫茶 サンチョ

滋賀県彦根市立花町2-13

 

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