ある日の昼、久しぶりに若水の「カレー幸」へ行こうとバスに乗り到着するも、店の前に5人程の並び。並ぶのは嫌だなァ…と方針を転換して、バス停近くの麺類食堂「戸田屋」へ。店は飲食テナントのひとつ。暖簾をくぐるとL字カウンターとテーブル席がいくつか。カウンターの一番端に腰掛け、威勢のいい高齢の主人に「つけもの」と「日本酒」をお願いした。残念ながら「つけもの」は無かったので「板さし」に変更。酒は訊かれることなく1升瓶からガラスコップに注がれたひや酒(銘柄不明)。気温が低いので”ひや”(常温)でも冷たい。
「板さし」は赤縁の名古屋かまぼこ。厚めの切り付けで8枚程。添えられていたのが主人の摺った本山葵で嬉しい。後客でテーブル席もカウンター席もほぼ満席に。常連客が多いようで主人や女将と気軽に声を掛けあっている。自分の横に座った男性客からかなり強い匂いが…。香水を使っている?堪らないのであわてて締めの品「磯おろしきしめん」をお願いした。冷たい麺は茹で置きのようで「磯おろしきしめん」は有難いことに他の注文を差し置いてすぐに出された。水面には、刻み海苔、おぼろ昆布、天玉、刻みネギ、大根おろし、そして赤縁2枚。きしめんの麺肌は白いタイプ。つゆはすっきりとして旨い。磯と呼ぶには海苔は少ないが、昆布も足して”磯”かな。(勘定は¥1,400程)
戸田屋
愛知県名古屋市千種区若水3-3-9
( 名古屋 なごや 池下 いけした わかみず とだや 食堂 麺類食堂 うどん きしめん そば いそおろし 丼物 蕎麦 )
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