暑い名古屋の街中を歩いていた。一度は涼しくなったと”見せかけて”酷い暑さはまだ続く(訪問9月)。首都圏の友人を辟易させた名古屋特有のまとわりつくような暑さは常態化してしまったかのよう。この日も上空からの強い日差しと、照り返すアスファルトからの熱気でクラクラ。どこかで涼もうと寄ってみたのは伊勢町通の古い雑居ビルの3階にある「リトル・ハバナ」。入口の鉄扉が一瞬入るのを躊躇させるも思い切って開けてみる。店内は見え放しの高い天井で扇風機が回っており窓も大きくて、なんとなく南米のオープンなバーを思わせる雰囲気(行ったことないけど・笑)。外れた時間とあって先客は1組だけ。カウンター席に座らせてもらいメニューを眺めた。ハッピーアワーで値引きがあったので久しぶりに「コロナ・ビール」を注文。呑むのは何年ぶりかな。
ちゃんとカットしたライムが吞み口に添えられていた。それが正式な飲み方なのかは全然知らないけれど、昔やったようにギュッとライムを絞ってボトルの中に落とし込んだ。爽やかな柑橘の香りと、ミネラルウォーターかと思うような軽い味わい(笑)。昼間に喉を潤すには悪くない。何を呑む時でも口に入れていなければダメな性分、何かフードを頼もうとメニューとにらめっこ。給仕の女性が声をかけてくれ「普段なら時間がかかる〇×がちょうどあと少しで焼き上がりますが…」と誘ってくれたが、あまりしっかり食べるつもりはなく、お腹も空いていないので「あまり食べられない」旨告げると「後は定番のナチョスとか…。」と言われたので、つい「じゃ。」と返事してしまった。皿が出てきてびっくり、お通し程度の量かと思いきや、平皿に盛られたフル・サイズの「ハバナ風特製ナチョス」。オイオイ食べられないって言ったのに…(苦笑)。たっぷりのチーズがかかって、煮た豆や野菜が沢山添えられている。しっかりと辛味があり旨いが、重い(←でも出された物はしっかり食べる)。追加は「クラシック・モヒート」。バカルディとモヒートミントシロップで作られた。結局ベタなものばかり頼むことになった。ライムとミントの葉がたっぷりのモヒートを啜りながら、広い窓から入ってくる強い日差しを浴びた(一応冷房も動いている)。2人以上で来れば色々頼んでもっと楽しめるだろう。お腹いっぱいだ。(勘定は¥2,600程)
ラテンバル Little HAVANA (リトルハバナ)
愛知県名古屋市中区栄3-4-24 栄昭和ビル3F
※令和4年12月末を以って閉店しています
( 名古屋 なごや 栄 さかえ リトル・ハバナ バー ローストチキン Mojito Bacardi Corona 南米料理 BAR バー 昼飲み 昼呑み 閉店 廃業 )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます