ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

和〜NAGOMI〜 @岐阜県岐阜市

2022年01月27日 | 岐阜県(岐阜)

まだ昨年の11月開業というオープンして間もないラーメン店「和〜NAGOMI〜」へ。昔は色んな所へ食べ歩いたりもしていたラーメンも、最近は新店に行くなんてほとんど止めてしまっている状態。何しろ食べてみたい物、行ってみたい店が沢山あるのでラーメンだけに特化している訳にはいかない。そんな自分だがこちらは鴨を使ったラーメンということで気になったので行ってみた。店は城東通のテナントにある。ここは以前手打ちうどんの「よしの」があった場所だ。店前の駐車場に車を停めて中へ。店内はコンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュな意匠。主人と女性店員も黒い衣装で統一している。席はカウンターに7つのみ。品書きから選んだのは主軸の「淡麗鴨中華そば」と「炙り鴨チャーシュー飯」。中華そばの方は「醤油」「白醤油」「柚子醤油」と3種類あったので「白醤油」でお願いした。

さほど時間がかからず鉢が供された。白い鉢は深く切り立ったタイプ。鴨のチャーシューが2枚に、白ネギ、貝割れ大根、穂先メンマが綺麗に並べられている。麺はつるんとした口当たりの細ストレート麺。透き通ったスープはもちろん鴨を使ってあって少し甘さを感じるもの。鴨の香りや風味は前面に出てくるほど強い訳ではなく、通常のラーメンとして食べられるようそつなくまとめてある感じ。じんわりといった感じで旨い。個人的にはもう少し鴨肉の風味が前に出てもいいかなと思うけれど、バランスを崩すと一般受けしなくなる可能性があるから難しいのかも。チャーシューはさすがにダイレクトに鴨を感じられるが、脂身が少ない分これも大人しい印象。卓上には胡椒、一味、山椒、酢などの調味料があったがどれも使わずに、スープはほとんど飲み干した(ただ切り立った鉢はレンゲでもスープがすくい辛い…)。「チャーシュー飯」はご飯の周囲に刻んだ青ネギが散りばめられ、真ん中に細かく刻んだ鴨肉がのっている。こちらの味付けはしっかりめで、胡椒も使ってあるのでどうしても鴨の香りや味を飛ばしてしまう。優しい風味の鴨のラーメンに合うようにも思えないので「鴨そぼろ飯」の方が良かったかな。次は蕎麦屋でも鴨を頼むことの多い妻を連れてこよう。(勘定は¥1,200)

 

鴨麺処 和〜NAGOMI〜

岐阜県岐阜市城東通1-14-2

 

( 岐阜 ぎふ なごみ ラーメン 中華そば 鴨中華そば 鴨ラーメン 鴨肉 AFURI )


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