ある日の午後、少し遅い時間に昼食を摂ろうと訪れたのは愛知県一宮市の今伊勢にある喫茶レストラン「キリマンジャロ」。なかなか大きな店構え。駐車場に車を停めて中に入ると、広い店内にはテーブル席沢山。自分が座った窓際の席からは他にどれだけあるのか見通せない。給仕はアルバイトの女の子2人。メニューを眺める。定食やスパゲティー、はたまた”さぬきうどん”まであるが、気になったのは「ハンバーグマドラス」。マドラス? とは言っても内容は”カレーピラフにハンバーグと目玉焼き・ボリューム満点メニュー”と説明されてしまっている(これ無い方が面白いのに・笑)。でも結局それを注文した。
しばらくして「ハンバーグマドラス」が運ばれる。少し深さのある鉄板での提供。グリーンピースの沢山入ったカレー風味のピラフと、マッシュルームの入ったデミグラスソースがかかったハンバーグが呉越同舟。目玉焼きが添えられている。ハンバーグはみっちりとした昭和タイプ。ナイフとフォークを駆使して、たっぷりとデミソースを絡めたり、途中で目玉を潰して絡めたりしていただく。旨い。ピラフの方は淡い味付け。カレーはほんのり香る程度。デミソースが濃いからライス代わりにちょうどいい感じ。鉄板にこびりつかないように敷かれた油は多めだが、難無く完食。次は「キリマン弁当」か「イタリアン(スパゲティー)」とハンバーグやカツを組み合わせた「イタスパコンビ」のどれかにしてみようかな。(勘定は¥1,080)
CAFE REST キリマンジャロ
愛知県一宮市今伊勢町本神戸高野池25
( 一宮 いちのみや 今伊勢 いまいせ カフェレスト カフェレストラン KILIMANJARO 喫茶 喫茶店 ランチ 定食 洋食 スパゲティー 鉄板スパ 讃岐うどん )
こちらは松葉全盛の頃からやってたはずなので、4〜50年は営業されてみえますが、自分は未訪です。
ファミレス以外で広くて通しで食事もできる店でありがたいんですが、親の影響かこの大きさでもコーヒー屋と呼んでしまいます。この手の歴史ある店は何と呼ぶのが正解なんですかね。
純喫茶とか昭和レトロ、ましてやカフェなんて言い難いです。
松葉と同じく昔は近隣に何店かありましたが、気がつけば福光店も閉店してしまい見かけなくなり寂しいです。
>この手の歴史ある店
私は”喫茶レスト”又は”カフェレスト”推しです(笑)。記事には”喫茶レストラン”と書きましたが、
看板に自ら”喫茶レスト”と表記している店も多いですよね。それをまた”cafe rest”なんてトンデモ
英語にしていたりする昭和しぐさも趣があります(ここもそうです)。他の地方のことは知りませんが、
東海地方の昭和からの喫茶店は、ほぼ洋食屋ぐらいのスキルがあるのが凄いですよね。
それと比べて最近のお洒落な”カフェ”は昭和の真似事ばかりして、しかも不定休だの何だのってやる気が
あるのか無いのか分からない不思議な店ばかりでなかなか行く気になりません…。
>福光店
福光店が廃業していたのは知りませんでした。それより福光店とここって関係がある店なんですか?
アイディアが詰まっているメニューには驚きます。
インスタ映えとか、パンケーキとかの流行に合わせた最近の新規のカフェは一時的に人気になってもすぐ下火になりますが、歴史あるオリジナリティある喫茶店は残りますねー。
ここはメニュー名が魅力的ですね。
南山大学の近くのマウンテン、若い時によく行きましたが、いまでもあるのかな?徒歩5分の所に住んでいたので、ヘビーユーザーでした。
>歴史あるオリジナリティある喫茶店
名古屋をはじめとしてこの地方の喫茶店や飲食店はホテル厨房出身の方がやってらっしゃる店も
多かったと聞いたことがあります。ですからクラシックな料理名が一部に残っていたりするんですかね。
それともそういう方が始めた店がこの土地柄に合わせて喫茶営業もやらなきゃいけなかったのかも
しれません。
>南山大学の近くのマウンテン
>徒歩5分の所に住んでいた
ミュウさん、そうでいらっしゃいましたかー。あの有名な「マウンテン」ですよね? いまだに
休日は盛況なようですよ。色々試してみました?(笑)。
メニューも全然違うみたいですしね。
こちらも激減してますが、寿ラーメンなんかも店ごとに独自性があって興味深いです。
昔はそれが当たり前だと思っていたローカルチェーンってよく考察すると色々な特徴があって
面白いですよね。