ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

浜源 @名古屋市昭和区・御器所

2013年04月17日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

 

御器所の住宅街の中にある名古屋では名の知れた鮨店。この辺りは普段あまり用事がないので来た事がない。以前から評判を聞いていたが、なかなか予定を入れる事が出来ず、この日は平日だが昼なら予定があいていたので予約を入れて訪問した。

店構えからして無駄なものが無くいい感じ。店内も同様ですっきりしたカウンターがあり、余計なものが目に入らず、鮨を食べる為だけの空間がある。向かって左側が主人、右側が息子さんの定位置のようで、自分は主人の前に。息子さんはペアの常連客相手に和やかにツマミの刺身を切っている。両人とも物腰柔らかく、凛とした店内でも息苦しさは全くない。

昼のおきまりだが、握り以外の小鉢などは何もなく、お茶をお願いしてすぐに握りが始まった。ご飯はその都度裏方さんに頼んで持ってきてもらっている。白身、鮪、貝、軍艦、煮烏賊、穴子、玉子、巻物とひと通り、特に何を話すでもなく淡々と握られていく。どれもやや細長い形をした小さめの握りで、タネはどれも塩梅の良いものばかり。口に入れた時のバランスが良く旨い。おのずと笑みがこぼれる。主人もそれをにこやかに見守っているといった感じ。お椀が出て、追加でかんぴょうを巻いてもらった。一息ついて、ようやく少しだけ話をして勘定。

時間にして約30分と短かかったが満足。自分は食べるのも早いし、お酒の入らないランチではどこでも長居はしないので、こんな風に付かず離れず位の間合いが一番心地いい。場所的にも予算的にも頻繁に来るのは難しいが、一度くらいぜひ夜に来てみたい。(勘定は¥4,800)

浜源

名古屋市昭和区南分町1-28

( 御器所 ごきそ はまげん 寿司 鮓 鮨 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MTV Unplugged / Bob Dylan (DVD)

2013年04月16日 | DVD

Mtv

MTV Unplugged / Bob Dylan (DVD) (1994)

94年に収録されたMTVアンプラグドのボブ・ディラン(Bob Dylan)編。CDは回収された観客の声がループしてしまっているヴァージョンを所有。映像は恥ずかしながら海賊版を所有していて正規盤を持っていなかったので改めて購入。

実際には放送されなかった曲を含む12曲は2日間の収録からの抜粋で、まるで65~66年頃を彷彿とさせるサングラスに水玉シャツといういでたちのディラン(多分狙った?)。なかなかかっこいい佇まいで、まだ80年代に多用した「原曲崩し」とでも言うか、へんな抑揚をつけて歌う歌い方は残っているが、「Never Ending Tour」と呼ばれる精力的なライヴ活動の真っ只中とあって、バンドとの息もよく合って素晴しいパフォーマンスを見せる。

このアルバムでは最後の「Like A Rolling Stone」以外はあまり気にならないと思うが、ディランの「原曲崩し」には抵抗のあったファンも多かっただろう。「ウィー・アー・ザ・ワールド」、「ライヴ・エイド」の頃には過去の名曲を歌っているのに何を歌っているのか分からないという状態だったが(それを言うなら78年の初来日公演もそうか…)、声の出し方や抑揚のつけ方がどんどんエスカレートして、ついていけないようになっていた。おまけに六本木で踊ったりして(笑)。

YouTube: Tight Connection To My Heart (Has Anyone Seen My Love)

あー、何度見ても笑える。久々に見るとディランが一生懸命演技をしていて可愛らしい(笑)。

「アンプラグド」ってちっともアンプラグドじゃなくて、どちらかというとプラグド・インしている楽器ばかりなのは別として、アメリカ人的なノリノリの拍手や声援を送る観客がちょっとうざったい所もあり、なかなかアルバムとして好きになれるものは少ないが、このアルバムはなかなかの出来だと思う。この頃からまた、ディランやっぱりかっこいいじゃないか、と聴き直すきっかけになった。ディランが何にも喋らず相変わらず無愛想ないのもいいね。

中古店にて購入(¥1,050)

  • Format: DVD-Video, Full Screen, NTSC, Import
  • Region: Free
  • Size: 1.33:1
  • Disc: 1
  • Label: SME
  • コメント
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    The Storyteller / Ray Davies

    2013年04月15日 | クラシック・ロック

    Ray

    The Storyteller / Ray Davies (1998)

    自伝「X-Ray」を発表したレイ・デイヴィス(Ray Davies)が朗読と音楽でデビュー後までの自伝をたどるソロ・ライヴを編集した企画盤。実際のライヴがどのように行われたのかよく知らないが、これがかなりの力作。朗読部分が分からないと魅力が半減するだろうと思って、訳のついた邦盤を購入したが、出来れば朗読部分だけでなく曲にも訳詞を付けて欲しかったな。

    デイヴィス家の歴史(つまりは戦後イギリスのワーキング・クラスの大衆史)と女性ばかりの大家族に生まれたレイと弟デイヴ(Dave Davies)が音楽を志し、キンクス(The Kinks)としてデビューする頃までがレイの語りと代表曲のアコースティックな演奏でヴォードヴィル・ショーのように綴られていく。レイの語りがなんともいい。全体としての構成も見事で、どんどん引き込まれていく。訳詞じゃなくってネイティヴだったらもっといいんだろうな…。遅れてきたファンとはいえ、今まで聴いていなくて本当に情けないことをした。

    以前からずっと(活動していない今も?)犬猿の仲として知られているこの兄弟なんだけれど、ここではレイによって愛情を持って語られている。お兄ちゃん、偉いゾ(笑)。

    このレイの家族もそうだし、ストーンズ(The Rolling Stones)やフー(The Who)のメンバーの歴史を知っても思う事だが、この戦中~戦後世代のイギリス大衆に音楽がどれだけ根ざしていたのかを知ると意外なほどで、地域にもよるだろうが戦火の悲惨な状況の時でも音楽を愛し、日常の楽しみとしていた事がよく分かる。ま、そういった音楽に囲まれた家族の一員がミュージシャンを目指したとも言える訳だけれど。

    オークションにて購入(¥713)

  • CD (1998/5/13)
  • Disc: 1
  • Label: EMIミュージック・ジャパン
  • コメント
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    I LOVE UNICORN ~FAN BEST~ / ユニコーン

    2013年04月13日 | ロック(日本)

    Unicorn

    I LOVE UNICORN ~FAN BEST~ / ユニコーン (2009)

    ライナーにも当人達のコメントとして書いてあったけど「もう全部持ってる」から不要のベスト盤。リマスターと書いてあったし、安かったのでつい買ってしまった。再結成をした際にファンの選曲で編集されたというベスト。でも肝心の選曲は妥当というか以前のものとあまり変わり映えしない。もちろん曲はどれも最高だけれど。また最近色々なベスト盤が出ているようだが…。

    正直色んな雑誌や書籍でまるでアイドル扱いだったバンド・ブーム全盛の頃は全然興味が無かったが、名作「服部」での多彩な音楽性、オーケストラを使ったり、それ以前にはあまり思い当たらないサラリーマン視点のロックが新鮮で好きになった。はっきり言って演奏する音楽はジャンルも多彩過ぎてバラバラで、どのアルバムでも統一されたイメージは全然無い。そもそもメンバーの嗜好する音楽でさえもバラバラ。けれど、そのあたりのいい加減さというかルーズさも魅力の一つだった。もうほとんど(いい意味で)コミック・バンドと言っても差支えなかったように思う。多分当人達も否定しないだろう。

    ただ、野郎としては当時のライヴでの黄色い歓声には付いていけなかったな。醒めてしまっていた。不遜な言い方をすれば男だからこそひっかかる歌詞が多かったので(あえて女、子供には…とは言わないが)実際のファンの比率には戸惑ったというところだろう。

    中古店にて購入(¥105)

  • CD (2009/3/18)
  • Disc: 1
  • Label: SME Records
  • コメント
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    Been Caught Stealing, Classic Girl (Maxi Single) / Jane's Addiction

    2013年04月12日 | オルタナティヴ・ロック

    Janes2 Janes1

    Been Caught Stealing, Classic Girl (Maxi Single) / Jane's Addiction (1990)(1991)

    90年代にはCDシングルが結構発売されていて、好きなアーティストだとリリースを追っかけるのが大変だった。もちろんレアな曲やヴァージョン違い曲が目当てだが、どれも1,000円程度はしていたので結構大変。国によって収録曲が違ったりするから1曲や2曲の為にかなり散財した。で、その後そういったレア曲収録のコンピやボックス・セットが発売されるとガックリ…。それでもそういったものから漏れたりしていると流通量の加減からか、後からの入手がかなり困難になるから難しい。現在、CDシングル市場ってのがどうなっているのかよく知らないが、少なくとも中古店などでは扱いが少なくなり、新規のリリースも以前と比べると落ち込んでいるような感じ。

    たまたま見つけたこの2枚はジェーンズ・アディクション(Jane's Addiction)の2枚。どちらもアルバム「Ritual de lo habitual」に収録されている。バンドはこの後一旦解散してしまう。日本ではあまり一般的に認知されなかったバンドだけれど、ファンにはお馴染みの曲。ポップでありながら独特の雰囲気があり、特に2枚目の方はジェーンズの浮遊するようなもう一面が味わえる曲だ。その他デモやライヴが収録されているが、どれもかっこいい。自分は少しだけ後追いだったのでリリース時には購入していなかった。2009年にボックス・セット(未購入)が発売されたのでこれらの曲もそちらに収録されているだろうか?(←調べもしてません)

    ブックオフにて購入(各¥105)

  • CD (1990,1991)
  • Disc: 1
  • Format: Single, Maxi, Import
  • Label: Warner Bros / Wea
  • コメント
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    ガイーナ @名古屋市中村区・名駅

    2013年04月11日 | 名古屋(中村区・西区)

    名駅のミッドランドスクエア裏のパチンコ屋さんの2階にあるイタリアンのお店。「鉄板イタリアン」と称しているので予約の際にはカウンターでお願いした。パチンコ屋さんの上という事でどんな環境だと思いきやしっかり造り込んであり、思ったより席数がある。開店してすぐに入店したが、1時間もしないうちにどんどん席が埋まっていったのでかなりの人気のよう。スタッフも7人くらいいる。

    紙に手書きしてあるメニューが丸まって置いてあるので少し読みづらい。せっかくなので何とか鉄板を利用したメニューを探そうとするが特定が難しく、とりあえずのグラスワインと同行者のソフトドリンク、サッと出てきそうな品をいくつか注文。もう少しメニューを見やすくしたり壁書きのおすすめがあると注文しやすいかな。

    グラスワインでもボウルの大きなワイングラスについでくれるのはうれしい。値打ちにワイン・ボトルがあるようだが、様子見なのと同行者が飲めないので結局グラスワイン(数種から選択出来る)をおかわりして通した。

    それぞれの料理は量こそ多くないが、どれも充分に楽しめる味。若干スペインのバルで扱うような品もあり、厳密にイタリアンではなく、欧風創作料理といったところ。好物のトリッパや豚の内臓を使ったメニューもいくつか頼んだが、やや食感に面白味がないものの悪くない。追加でサルシッチャ(イタリア風ソーセージ)やガレット(蕎麦粉のクレープ)を追加してお腹は一杯。二人で行った割には注文数が多くなってしまい、それぞれの値段はお値打ちとまではいえないが充分楽しめるお店だ。カップルや小グループで行くと楽しめるだろう。鉄板担当のスタッフの調理している姿がスマートで見ているだけで面白いが、せっかくなのでもう少し鉄板を扱ったメニューが分かりやすくラインナップされていると雰囲気も含めて料理がより楽しめるような気がする。(勘定は飲み物を含めて2人で¥12,000程度)

    ガイーナ

    名古屋市中村区名駅4-4-31 マルケイ観光ビル2F

    コメント
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    Afternoon Tea With The Kinks / The Kinks

    2013年04月10日 | クラシック・ロック

    Kinks

    Afternoon Tea With The Kinks / The Kinks (1995)

    熱狂的なキンクス(The Kinks)ファンとして知られるコレクターズの加藤氏と音楽評論家の小松崎氏の選曲による日本独自の編集盤。たっぷり26曲収録しているが、いわゆる定番曲は少なく、マニアックな選曲になっている。どちらかというと、インパクトのある曲というよりはメロディーの妙や美しさがある曲を選んでいるという自分の勝手な印象。聴きこんだ人でないとこの選曲は出来ないわな。

    名曲ぞろいのキンクスだが、世に出ているベストや編集盤はどうしても似通った選曲になりがちなので、こうして全く違った視点から集められた曲を聞くととても新鮮。しみじみとレイ・デイヴィス(Ray Davies)の書く曲っていいなぁと感じられる(でもしっかりデイヴの曲も選曲されている)。

    自分はオリジナル・アルバムはほとんど持っているが、一部のアルバムを除いて、この曲はどのアルバムの何曲目、と答えられるほどには聴きこんでいないので、この編集盤を聴いてもその曲毎の時代感までは湧きあがってこない。でも特に大きな違和感を覚えないというか、不思議なまとまりがある。もちろん彼らの代表曲をまだ聴いていない人にはおすすめ出来ないが、ある程度聴いた人にこそ勧められる面白い編集盤だと思う。

    いちファンとしたら自分の好みの選曲で編集アルバムを作ってもいい、なんて言われたらうれしいだろうなぁ。90年代の一時だと思うが、「Musicmaker」というサイトがあって、いくつかのアーティストの中から自分の選曲でジャケット付のCDを作ってくれた。自分はビースティー・ボーイズ(Beastie Boys)のベストを作製。どの位のコストだったか覚えていないが、アルバム・タイトルまで自由に付ける事が出来たので、随分迷って自分の名前を含んだタイトルをひねり出した覚えがある。確かザ・フー(The Who)のライヴも作れたんじゃなかったかな…。ま、CD-Rとかで作ればいいって言われればそれまでですが。

    オークションにて購入(¥584)

  • CD (1995/7/21)
  • Disc: 1
  • Label: ビクターエンタテインメント
  • コメント
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    The Very Best of Jethro Tull / Jethro Tull

    2013年04月06日 | プログレッシヴ・ロック

    Tull

    The Very Best of Jethro Tull / Jethro Tull (2001)

    片足を挙げ、フルートを吹くイアン・アンダーソン(Ian Anderson)率いるジェスロ・タル(Jethro Tull)。最初に聴いたのは1968年からずっとお倉入りで、1996年に突如オフィシャル発売となった「ローリング・ストーンズ・ロックンロール・サーカス(The Rolling Stones Rock'n Roll Circus)」。それまでは全く聴いた事が無かった。ジャンルとしては「プログレ」とされている事が多かったし、「フルート」って…ねぇ? しかしそこで見たジェスロ・タルは異形ではあったが、なかなかかっこ良かった。ちなみにその時ギターはトニー・アイオミ(Tony Iommi)。一時的にメンバーだったのかな。

    残念ながらその後オリジナル・アルバムまでは手が出なかったが、現在も根強い人気を誇っていて、近々来日するということもあってベスト盤を買ってみた。

    上記にも収録されていた18を含む20曲。一応本人選曲らしい。音楽性からいってもベスト盤にそぐわないアーティストだとは思う。けれど自分はもともとプログレが苦手なこともあってこのベスト盤のようなつまみ食いが丁度いいのかも。個人的にはフルートの音色とブルース音楽が融合したような初期なら楽しんで聴ける。

    何度もチャレンジしてはいるが「プログレ」にカテゴライズされる音楽が苦手。ピンク・フロイド(Pink Floyd)はアルバムも結構持っているし、イエス(Yes)もあるし、…あと何だ? でも心から好きになれて愛聴したアルバムは無いんだよなぁ。同じプログレに入れられる事もあるドイツのカン(Can)とかだと大丈夫なのに。

    オークションにて購入(¥489)

  • CD (2001/10/31)
  • Disc: 1
  • Label: EMIミュージック・ジャパン
  • コメント
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    Move On Up : A Modernist Compendium / Varous Artists

    2013年04月05日 | 雑誌付録CD

    Mojo

    Move On Up : A Modernist Compendium / Varous Artists (2012)

    昨日から続きで、こちらはMOJO誌の2012年9月号の付録。題名からもちろんカーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)を、そしてジャケからはジャム(The Jam)を連想させるこのコンピは「Mod」をテーマにして「モダニスト概論」と副題が付いている。こういうのを編集させたらイギリス誌に勝るものはありません。レコード会社が出している企画物よりずっといい。

    60'sビート・バンド、ポップ、スカ、レゲエ、ニュー・ソウル、パブ・ロック、ニュー・ウェーヴ、2トーン・スカなど「モッズ」をキーワードにまんべんなく選曲されています。曲も有名なものからそうでないものまでバラエティに富んでいて飽きない。いつも思うのだがパテント(著作権)との関係から色々と面倒くさそうなのに、毎号こういう付録CDが出せるのはなぜなんだろう。ひょっとして、広告として扱われていてそのあたりの費用が安いのだろうか?

    このMOJO誌も、UNCUT誌もよくポール・ウェラー(Paul Weller)を表紙やジャケに使ったり、選曲したりします。センスの良いアーティストとして確固たる地位を確立しているという感じ。確かに彼が絡んだ企画の編集盤はセンスいいものが多い。ただ個人的にジャムや編集盤を除いてポール・ウェラーのソロってほとんど聴いてきていない。いつも評判はいいんだけれど食指が動かないのはなぜ?ちょっとキマリ過ぎているんだよなぁ。カッコ良くて、センス良くて、リスペクトされてて…。一度くらい買ってみるか…。

    01 The Jam ? Just Who Is The Five O’Clock Hero
    02 The Yardbirds ? You’re A Better Man Than I
    03 Lee Dorsey ? Ride Your Pony
    04 Laurel Aitken ? Bad Minded Woman
    05 The Beat ? Twist And Crawl
    06 Prince Fatty & Hollie Cook ? And The Beat Goes On (dub)
    07 Andy Lewis featuring Keni Burke ? (Love Is) Alive In My Heart
    08 Curtis Mayfield ? Move On Up
    09 Aaron Neville ? Hercules
    10 Terry Callier and Paul Weller ? Brother To Brother
    11 The Moons ? Jennifer (Sits Alone)
    12 Dexys ? Nowhere Is Home
    13 Bruce Foxton ? Number Six
    14 Wilko Johnson ? Down By The Waterside
    15 The Jam ? The Great Depression (live)

    オークションにて購入(雑誌共¥698)

    コメント
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    Electricity : A Brief History Of Future Sound / Various Artists

    2013年04月04日 | テクノ・デジタル・ダンス

    Mojo

    Electricity : A Brief History Of Future Sound / Various Artists (2012)

    MOJO誌の2012年9月号付録のCDは”未来音楽の歴史”というテーマの15曲入り。自分でCDまで持っているアーティストはスロビング・グリッスル(Throbbing Gristle)とカン(Can)位で、あとは05、07、13、14を少し聴いた程度。自分が知らないからという訳ではないが、かなりマニアックな選曲だ。

    最初に02を聴いた時はぶっ飛んだ。これが音楽?と思考停止にさせられるような不穏な音だった。その後は色々な音楽を聴くようになり、ある程度耐性は出来たと思うが、久しぶりに聴いてみるとやはり不気味。

    カンの03は有名なアルバム「Tago Mago」からの選曲。静かに熱くなってくる演奏に、ダモ鈴木の奔放な日本語が乗っかって独特の世界に。こういった未来志向音楽ではドイツのミュージシャンは欠かせない重要なピースとなる。ドイツと日本って何かこういう機械的な文化に関心を持つところで共通するところがあるよね。

    正直言ってここに収録されているものは最近のものを除いてとっつきやすい音楽ではないけれど、不思議な快感もあるシンセ・サウンド。それでも90年代以降はクラブ・シーンを中心としたテクノ、ハウス、ドラムンベースなどが流行ったおかげで昔より市民権を得た。自分が門外漢だけに余計に興味深い。って前回記事で、こういう音楽をヘッドホンで1人で聴いていても…って書いたばっかりか…(恥)。

    01. Fad Gadget  'Back To Nature'
    02. Throbbing Gristle  'Hamburger Lady'
    03. Can  'Oh Yeah'
    04. Plastikman  'Spastik'
    05. Moby  'Honey'
    06. Nitzer Ebb  'Let Your Body Learn (DM Hansa Mix)'
    07. Cabaret Voltaire  'No Escape'
    08. Add N To (X)  'Metal Fingers In My Body'
    09. Renegade Soundwave  'Probably A Robbery (7" Mix)'
    10. LCD Soundsystem  'Losing My Edge'
    11. Photek  'Smoke Rings'
    12. Pan Sonic  'Urania'
    13. Daft Punk  'Rollin' & Scratchin''
    14. DAF  'Der Mussolini'
    15. NON  'Intro / Total War'

    オークションにて購入(¥698)

    コメント
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする